マウスピース矯正で出っ歯を治したい方は必見！種類・費用・選び方を解説

「出っ歯が気になって、いつも口元を手で隠してしまう……」

「マウスピース矯正なら、手軽なのかな？でも費用の幅が広そうなのはどうして？」

このような悩みを、ひとりで抱えこんでしまっていませんか？

「目立ちにくいマウスピース矯正がいいよ」

と耳にしても、そもそも何から調べたらいいのか分かりませんよね。

マウスピース矯正を行っている当グループでも、出っ歯の悩みを強く感じている方は多く来院されます。

しかし治療が可能な症状や範囲には個人差があり、今この場で「あなたにはこのような治療ができますよ」とは言えません。

そこで今回は、出っ歯をマウスピース矯正で治したい方に向けて、まずは種類や費用を分かりやすく解説していきます。

マウスピース矯正で出っ歯は治せるのかどうか、実際の症例写真も見ながら、今抱えている疑問を解消していきましょう。

マウスピース矯正で出っ歯（上顎前突）は治せる？

出っ歯は、「上顎前突（じょうがくぜんとつ）」と呼ばれる歯並びです。

結論からお伝えすると、マウスピース矯正での上顎前突治療は可能。

しかしマウスピース矯正にはさまざまなブランドがあったり、「全顎（ぜんがく）矯正」と「部分矯正」があったりなど、症状に合わせた選択をしなければなりません。

この項目では、どのように出っ歯のマウスピース矯正が進められていくのかをイメージしていきましょう。

出っ歯治療はマウスピースの種類と治療方針の選択が重要

マウスピース矯正には、さまざまな種類（ブランド）があります。

「インビザライン」や「キレイライン矯正」も、マウスピース矯正ブランドのひとつです。

いろいろな情報を見て、「自分にはこのブランドかな？」「こっちの方が良さそう！」とイメージを持っている方も多いかもしれませんね。

しかしご自身に合うブランドは、出っ歯の程度によって異なってきます。

たとえばインビザラインでは全顎矯正が可能ですが、キレイライン矯正で対応できるのは部分矯正のみ。

「前歯が傾いている」や「傾きはないが、前歯が大きくて目立つ」など、人によって出っ歯のタイプや原因はちがいます。

また、マウスピース矯正ブランドの中にも、いろいろなプランがあります。

複数のマウスピース矯正ブランドの取り扱いがあり、歯並びの症状によってブランドやプランを選べるクリニックに行くと、あなたにぴったりの治療方法が見つかりますよ。

当院では、インビザラインもキレイライン矯正も、どちらの治療も提供しています。

「私にはどんな治療が合うんだろう？」

「私が出っ歯になっている原因ってなに？」

など、初回検診で気になることを聞かせてくださいね。

◆ 東京・神奈川・名古屋・大阪など主要都市に拠点があるDDデンタルクリニックの各医院についてははこちらの記事でくわしく紹介しています！

全顎矯正と部分矯正って、何が違うの？

全顎矯正とは、奥歯まで含めたすべての歯を治療する方法を言います。

一方で部分矯正とは、前歯など気になる部分のみを治療する方法。

「出っ歯を治すだけなら部分矯正かな？」

とイメージしがちですが、必ずしも部分矯正で治療できるとは限りません。

出っ歯の原因や症状によっては、全顎矯正が適しているケースもあるのです。

矯正歯科治療を考え始めたら、まずは初回検診で「自分の症状にはどの治療方法が可能なのか？」を教えてもらってください。

お伝えしたとおり、マウスピース矯正にはさまざまなブランドやプランがあります。

◆ 「そもそもマウスピース矯正って、他の矯正歯科治療とどう違うの？」など、マウスピース矯正についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

マウスピース矯正で出っ歯を治療する場合も抜歯は必要？

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正などと比べて”手軽なイメージ”を持つ人も多いのではないでしょうか？

「でも実際に、どうやってこの前歯を引っ込めるの？治療はどう進むの？」

など、不安もありますよね。抜歯の必要性も含め、より具体的な治療手段を知っていきましょう。

いくつかある「目立つ前歯を引っ込めるスペースを作る」ための治療手段

出っ歯を引っ込める治療では、口の中に歯をキレイに並べるためのスペースが必要です。

そのスペースが足りない場合、歯を動かす治療のほかに、スペースを作るために歯をわずかに削っていく「IPR」と呼ばれる治療や、歯列幅を広げる「拡大床」などの治療が必要になることがあります。

そして「抜歯」も、口の中に十分なスペースを作るために必要となるケースがあるのです。

どの治療方法が使われるかは、歯並びの状態によって異なります。

マウスピース矯正で抜歯が必要となるケース

マウスピース矯正で抜歯が必要となるのは、次のような場合です。

• 前歯が大きく突出している
• 抜歯以外の方法では歯を並べるスペースが確保できない
• 正しい方向を向いていない歯があり、マウスピースで歯をしっかり覆えない

前歯が大きく突出しているケースでは、前歯を後ろに移動させることで突出感を改善します。

この場合に抜歯は、歯を移動させるスペースを作るために必要なステップです。

抜歯なしでマウスピース矯正ができるケース

抜歯なしでマウスピース矯正ができるのは、次のようなケースです。

• 拡大床やIPRなどの治療により歯を移動するスペースが確保できる
• マウスピースのみで歯列の幅を広げられる
• マウスピースのみで奥歯を後方移動させられる

抜歯が必要かどうかについては、一般の人が自分で判断できることではありません。

歯科医師がそれぞれの症状に応じて診断をしてから、治療方針を決定します。

上記はあくまでも参考程度に捉えてくださいね。

出っ歯（上顎前突）の原因

出っ歯の原因は遺伝なのでしょうか？

しかし実際に遺伝するのは、歯や顎の大きさや形です。

出っ歯の原因には「歯が生えるスペースがなく、重なってしまった」ということもあるため、結果的に親と似た歯並びになることはあります。

◆ 他にも、出っ歯の原因には「口呼吸をしている」「舌で前歯を押す癖がある」など、幼少期からの生活習慣も。出っ歯の原因について詳しく知りたい方は、こちらの記事を見てくださいね。

◆ また、出っ歯の原因が「骨格」にある場合、マウスピース矯正を含め、そもそも歯科矯正治療では対応できず、外科的な治療が必要になる可能性もあります。こちらの記事で、より詳しく解説しています。

マウスピース矯正での出っ歯治療において、信頼できる歯科医師がいる当クリニックで、まずはカウンセリングを受けてみてくださいね。

マウスピース矯正で出っ歯を治すとどのくらい？費用と期間の目安

矯正歯科治療を考えるとき、やはりもっとも気になるのは費用と期間ですよね。

一般的なマウスピース矯正でかかる治療費用と期間の目安を、チェックしていきましょう。

マウスピース矯正の治療費用

調査した結果、以下の価格帯に設定しているクリニックが多いです。

• マウスピース矯正（全顎矯正）：40万円～100万円程度
• マウスピース矯正（部分矯正）：20万円～45万円程度

※2022年　自社調べ

歯科矯正治療にかかる費用は、症状や歯の移動量などによっても変わります。

そのため上の金額は、あくまでも目安として参考にしてください。

マウスピース矯正の治療期間

• マウスピース矯正（全顎矯正）：1年～3年程度
• マウスピース矯正（部分矯正）：2ヶ月～1年半程度

※2022年　自社調べ
※治療期間には個人差があります。
※保定治療期間は含みません。すべての矯正歯科治療において、治療終了後は後戻りを防ぐため保定治療が必要です。

マウスピース矯正の治療期間目安はこちらの通りですが、「その期間で、出っ歯はどんな風に変わっていくの？」が気になるところですよね。

次の項目で実際の症例写真を例にあげながら、出っ歯治療の解説を進めていきます。

【マウスピース矯正の症例写真】部分矯正・全顎矯正で出っ歯を治療した例

※準備中※

マウスピース矯正で出っ歯の治療はできる！まずはご相談を

「出っ歯を治すために、マウスピース矯正が気になる……」

「でもどんな治療になるんだろう？抜歯や費用は？」

など、多くの疑問がモヤモヤとあるうちは、なかなか行動に移せませんよね。

マウスピース矯正で出っ歯の治療は可能です。

しかしいきなりマウスピースを装着し、それだけで治療ができるわけではありません。

マウスピース矯正には大きくわけて「全顎矯正」と「部分矯正」があり、どちらが適しているのか、どんな治療を進めていくのかなどは、歯の状態によって異なります。

疑問やあなたの希望を伝えながら、歯科医師と相談しつつ進めていくことが大切です。

「まだ契約するとも決めてないけど……とりあえずインビザラインについて詳しく知りたい」

「なるべく長い時間をかけず、キレイライン矯正で気になる部分だけを治すことはできるのかな？」

1人ひとりそれぞれ違う、歯の悩み。

契約するかしないかを、その場で決める必要はありません。

まずは今の状態や選択肢を丁寧にご案内いたしますので、お気軽に初回検診予約をしてみてくださいね。

※本記事は2024年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。