裏側矯正ブラーバ(Brava)の治療方法は?ほかの歯列矯正と何が違う?
目次
「裏側矯正のことを調べていたら、最近ブラーバって見かけるけど…どんな治療方法なの?」
「ブラーバってほかの歯列矯正と何が違うの?ほかの治療と比べて大変だったりしない?」
ブラーバ(Brava)は、ワイヤー矯正ともマウスピース矯正とも違う新しい裏側矯正装置。
裏側矯正を検索していて広告をクリックしてみたら、今まで見たこともない装置に「何これ?どうやって治療するの?」と思った方もいるでしょう。
裏側矯正といえば、歯の裏側に装置を着けるため治療をしていることがバレにくい歯列矯正の治療方法。
でも、表側矯正よりも長い期間がかかるうえに治療費用も高額になりがちと聞けば、やってみたいと思うだけでなかなか踏み出せないですよね。
ブラーバも裏側矯正のひとつなので、外から見えにくい歯の裏側(舌側)に装着して歯並びを整えていきます。
でも、ブラーバはこれまでの裏側矯正とはまったく違う独自のテクノロジーで、1本1本の歯を独立して動かす方式。
従来からあるさまざまな矯正歯科治療のいいとこ取りで、ほかにはないメリットをもたらすニュータイプの矯正装置なんです。
そこで今回は、ブラーバとはどんなものなのか、これまでの裏側矯正とはどこが違うのかを、わかりやすく解説します。
「人目につかない裏側矯正で費用も抑えてキレイな歯並びを目指したい」
「自分に合う歯列矯正の方法を見つけたい」
と思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ブラーバ(Brava)は裏側矯正治療装置の一種
歯列矯正と聞いてあなたが真っ先に思い浮かべるのは、開いた口元からワイヤーが見える表側矯正ではありませんか?
矯正歯科治療には、ワイヤー表側矯正や裏側矯正(舌側矯正)、マウスピース矯正など、いろいろな種類がありますよね。
ブラーバ(Brava)は歯の裏側に装置をつける裏側矯正の装置です。
裏側矯正は装置が見えにくいので、人目を気にせずに歯並びをキレイにしたい方にぴったりな治療法。
「じゃあ、歯医者さんで目立ちにくい裏側矯正にしたいって言えばいいんだよね」
と思った方はちょっと待ってください!
今回紹介するブラーバは、矯正先進国アメリカで開発されたこれまでにない革新的な裏側矯正装置。
ワイヤーを使った裏側矯正の装置とは、形状や特徴などに大きな違いがあるんです。
どんな装置なのか、ほかの裏側矯正とはどこがどう違うのかなど、ブラーバだけにしかない魅力をぜひ知ってくださいね。
ブラーバは「裏側矯正の弱点」を克服したニュータイプの矯正装置
これまでの裏側矯正には、表側矯正よりも治療期間が長い・治療にかかる費用が高額になりがちという弱点がありました。
その一方で、ブラーバには次のような特徴があります。
- 治療が長引きがちな裏側矯正の中でも短期間での治療が可能(※)
- 高額と言われる裏側矯正でありながら治療費用がリーズナブル
※治療期間や通院回数は、患者様の症状によって異なります。
※治療期間には個人差があります。保定治療期間は含みません。
このように、ブラーバは裏側矯正の良いところはそのままに、独自のテクノロジーにより弱点を克服したニュータイプの矯正装置なのです。
DDデンタルクリニックグループでブラーバの治療を行う場合の費用は、767,800円(税込)。
※上記に記載している費用以外に、5,500円(税込)の初回検診料および、来院1回につき5,500円(税込)の再診料が別途発生します。
※リテーナーは症状等により22,000円〜44,000円(税込)の別途費用が発生します。
※症状が強い場合、歯科医師の判断のもと追加治療を推奨する場合があります。治療内容により料金は異なります。詳しくは初診時にご相談ください。
スピーディーな治療とリーズナブルな治療費用のほかにも、まだまだブラーバにはメリットがたくさん!
先に知りたい方はこちらからジャンプしてみてくださいね。
従来の裏側矯正(舌側矯正)との大きな違い
「ブラーバだって裏側矯正なのに、どうして弱点をクリアできたの?」
ブラーバでも従来の方法でも裏側矯正という点では同じなので、そう思って当然ですよね。
でも、従来の裏側矯正とブラーバとでは、2つの大きな違いがあります。
従来の裏側矯正 | ブラーバ | |
---|---|---|
ワイヤーで歯と歯を連結する? | する | しない |
歯科医師の手作業による調整は? | 必要 | 不要※ |
これまでの裏側矯正はワイヤーとブラケットを用いて歯と歯をつなぎ、ワイヤーが元に戻ろうとする力を利用して歯を動かす方法。
一方のブラーバは、ワイヤーではなく形状記憶合金でできたカスタムアームの復元力を利用して歯を動かしていきます。
また、この独自技術により、歯科医師の高い技術が必要な手作業による装置の調整や交換が不要※となり、よりスムーズに治療を行えるのです。
※症状や歯の動き、装置の破損などにより、一度の装着で治療が終了とならない場合もあります。
ところで、あなたは従来の表側矯正と裏側矯正の違いをご存知ですか?
治療中の目立ちにくさに魅力を感じて裏側矯正を検討している方も多いはず。
でも、表側矯正と裏側矯正には、見た目以外にも違いがあるんですよ。
そもそも表側矯正と裏側矯正の治療方法は何が違うの?
表側矯正と裏側矯正は、歯にブラケットと呼ばれる小さな装置をつけてワイヤーを通し、動かしたい方向へ力をかけながら歯を移動させていきます。
歯を動かす原理は同じでも、歯の表側と裏側に装置をつけるのとでは、治療の手順が違うんです。
目で見て確認できる表側矯正は、歯の形に合うようにひとつずつブラケットの位置を調整しながら、歯の表側につけていきます。
一方で見えにくいうえに形も複雑な裏側矯正は、あらかじめ歯型をとり、歯の形に合わせてオーダーメイドの矯正装置を製作します。
そして模型上で位置を確かめてから歯の裏側(舌側)に装着します。
「裏側矯正は歯科医師や歯科技工士の高い技術が必要」
「技術料が高額になる」
というのはこのためなんですね。
裏側矯正ブラーバで治療する前に知りたいメリット
従来の裏側矯正との違いを見てきましたが、本当に知りたいのは「つまりその違いの何がいいの?」ということですよね。
それでは、これまでの裏側矯正とは異なる、ブラーバだけのメリットを紹介します!
「ブラーバ(Brava)」だけのメリット
- 治療期間が長引きがちな裏側矯正なのに最短9ヶ月で終了※1
- 高額な傾向がある裏側矯正でもリーズナブルで手が届きやすい
- 穏やかな力で1本1本の歯を独立して動かす新技術を採用!だから歯への負担が小さい
- ワイヤーで歯と歯を連結しないから、フロスも通せてお口のケアがしやすい
- 治療方法に制限があるような強い症状の歯並びでも治療が可能※2
※1治療期間には個人差があります。保定治療期間は含みません。
※2手術が必要な重症例の場合は、治療の適応外となります。
ここに挙げた以外にも、ブラーバにはまだまだメリットがたくさんあります。
◆ 「自分にとってどれくらいのメリットになるんだろう…」「まだちょっと他の治療法と迷うな…」そう思った方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。裏側矯正ブラーバのメリットはもちろん、デメリットもくわしく解説しています。
裏側矯正は、治療中の見た目が変わるストレスを感じずに歯並びをキレイにしたい方にぴったりな治療法ですが、中でもブラーバはこんな人に特におすすめなんですよ。
裏側矯正ブラーバはこんな人におすすめ!
- 裏側矯正をしたいけど費用が高額で手が出ない
- 治療期間が長すぎると続ける自信がない
- 矯正装置を外すのが面倒
- 矯正治療中もしっかりお口のケアをしたい
- 忙しくて頻繁に通院できない
- 装置の装着時間を管理する自信がない
- 噛み合わせも含めた歯列全体の歯並びをキレイにしたい
あなたのお悩みに当てはまる項目はありましたか?
この新しい裏側矯正ブラーバ(Brava)を、はじめて日本に導入したのはDDデンタルクリニックグループ。
まだまだ国内でブラーバを受けられるところは少ないのですが「家の近くにあったらちょっと行ってみたいな」「仕事帰りに通えるところなら…」という方は、ぜひこちらからクリニックの場所をチェックしてみてくださいね。
どんな手続きが必要?裏側矯正ブラーバの治療を始めるまでの流れ
ブラーバは2023年11月に矯正先進国アメリカからきた新しい裏側矯正装置。
治療を受けてみたいと思っても、まだまだ対応しているクリニックが少ないのが現状です。
「どこでどんな手続きをしたら治療を受けられるの?」
と思っている方のために、ブラーバの治療を始めるまでの4つのステップをわかりやすく紹介していきます。
それでは、順番にチェックしていきましょう!
ブラーバの初回検診予約方法
初回検診の予約は、スマホ・パソコンどちらからでもアクセスできる予約専用サイトで24時間受け付けています。
まずは通いたいエリアからクリニックを選びます。
表示されたクリニックのカレンダーの中からご希望の日時をタップ(クリック)して必要事項を入力し「予約する」ボタンを押せばご予約は完了です。
ご希望のクリニックで初回検診を受ける
当日は、ご予約時間の10分前までにクリニックへお越しください。
初回検診では、お口の中の写真撮影やレントゲン撮影をおこないます。
また、高精度な3Dスキャナで歯型を再現。
目では見えない歯の根っこの状態まで精密に検査をするので、今まで知らなかったあなたの歯と歯並びの状態を知るチャンスにもなりますよ。
治療計画の説明を聞き、不明点などを相談
検査結果をもとに、歯科医師が治療計画を説明します。
また、歯並びがどのように変化していくのかをシミュレーション画像で確認することもできます。※
※必ずシミュレーション通りになるとは限りませんので、あくまで「ご参考の範囲」に とどめていただくようお願いします。
※検査の結果、ブラーバ以外の追加治療を推奨されることがあります。 詳しくは歯科医師までご相談ください。
治療に関する疑問や不安なことがあれば、このときに歯科医師へご相談くださいね。
ここで治療をするかどうかを決められる!
「初回検診を受けたら契約しないと帰れないんじゃないの?」
検査をしたからといって必ず治療を始めなければいけないわけではありません。
相談だけでお帰りいただくことも可能ですし、もちろん自宅でご家族と相談しながらじっくり検討してみるのもありです。
ブラーバを始めるかどうかは、歯科医師の説明を聞いたうえで、あなたご自身が決めること。
まずは安心して初回検診を受けてみてくださいね。
Brava装置を装着して治療スタート
初回検診で採取した歯型をもとに製作するブラーバの矯正装置は、治療計画にご同意いただいてから2〜3週間程度でできあがります。
再度ご来院いただいて装着したら、いよいよ治療のスタートです!
◆ 初回検診予約から治療終了までの流れをこちらの記事で紹介しています。ほかの矯正との比較や、もっとくわしいブラーバの特徴も解説しているので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
【FAQ】もっと知りたい!裏側矯正ブラーバの治療について
(ブラーバの費用にかかる注記)
※上記に記載している費用以外に、来院1回につき5,500円(税込)の再診料が別途発生します。
※リテーナーは症状等により22,000円〜44,000円の別途費用が発生します。
※症状が強い場合、歯科医師の判断のもと追加治療を推奨する場合があります。治療内容により料金は異なります。詳しくは初診時にご相談ください。
※治療期間や通院回数は、患者様の症状によって異なります。
※治療期間には個人差があります。保定治療期間は含みません。
※1 自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックを調査)
※2 自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックおよび16ブランドを調査)の各矯正方法の通院の頻度をもとに算出。ワイヤー矯正3〜6週間に1度、マウスピース矯正1〜3ヶ月に1度、裏側矯正3〜6週間に1度。
※3 1回の治療(約9ヶ月)で必要な通院回数の目安です。
裏側矯正ブラーバ(Brava)について、もっと知りたいことはありませんか?
ここでは、ブラーバについて寄せられる質問について、わかりやすく回答していきます。
「ブラーバって良さそう!」
と思ったら、ぜひ疑問も解消しておきましょう。
ブラーバの治療にかかる費用は?
ブラーバの治療にかかる費用は以下の金額です。
- 裏側矯正ブラーバ(Brava)装置代金:698,000円(税込767,800円)
- 初回検診・精密検査費用:0円(※1)
- 再診料:5,500円(税込)
※保険適用外の自由診療となります。
※リテーナーは症状等により22,000円〜44,000円(税込)の別途費用が発生します。
※症状が強い場合、歯科医師の判断のもと追加治療を推奨する場合があります。治療内容により料金は異なります。詳しくは初診時にご相談ください。
※1 予約完了画面でLINE友だち登録をしていただくと、トーク画面で初回検診無料クーポンをお送りします。
※1 初回検診のご来院時に受付でクーポンをご提示いただくと、初回検診料が無料となります。
※1 会計時にクーポンをご提示いただけなかった場合は、通常の初回検診料5,500円(税込)が発生します。必ず受付でご提示いただきますようお願いいたします。
※1 LINE友だち追加の有無に関わらず 『予約日の前日・当日のキャンセル』『無断キャンセル』は、キャンセル料5,500円(税込)が発生します。
なお、この費用はDDデンタルクリニックグループでの金額です。
DDデンタルクリニックでは、LINEに友だち登録すると発行される無料クーポンを提示していただくと、ブラーバの初回検診が無料で受けられますよ。
まずはお気軽にお越しくださいね。
◆ こちらの記事では、ブラーバの装置代金だけでなく、治療中にかかる費用をすべて公開しています。「終わるまでにいくらかかるんだろう…」と不安な方や、「他の矯正方法と比べて高い?安い?」「月々の分割払いってできるかな?」と気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
ブラーバの治療期間の目安は?
ブラーバの治療期間は、9ヶ月〜1年半程度が目安です(※1)。
ワイヤーによる裏側矯正(全顎)にかかる治療期間の目安は1年半〜3年程度(※2)。
患者様の元の歯並びや口腔内の状態により個人差はありますが、ブラーバなら従来の裏側矯正よりも短い期間での治療が可能です。
※1治療期間には個人差があります。保定治療期間は含みません。
※2自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックを調査)
ブラーバの治療中の痛みは?
痛みの感じ方には個人差があるので、痛みの程度を表すことは難しいのですが、歯が動くときの痛みや、装置が舌に擦れる違和感を感じる場合があります。
ただしこの痛みは、ブラーバを含めどのような矯正方法でも感じるものです。
また裏側矯正は歯の裏側に装置をつけるため、表側のワイヤー矯正よりも違和感を感じやすいことがあります。
当DDデンタルクリニックグループでは、装置による痛みを感じにくいようシリコンで保護したり、歯が動く痛みには痛み止めをお渡ししたりするなど、できる限りの対応をしています。
装置による違和感や痛みは、装着後2〜4週間前後で治まるケースが多いのであまり心配することはありません。
でも、我慢できないほどの強い痛みなら、早めにクリニックへご相談くださいね。
ブラーバの治療で抜歯は必要?
患者様の歯並びの症状や噛み合わせの状態によっては、抜歯が必要になるケースがあります。
重度の症状の場合は、抜歯をしないと歯をキレイに並べるのが難しいことも。
抜歯が必要かどうかは、初回検診で歯科医師がご説明します。
「抜歯と聞いただけで怖い!私も歯を抜かなきゃいけないの?」
と気持ちが揺らいでいるあなた。
歯列矯正イコール抜歯ではなく、抜歯を行うのは歯科医師が必要と判断したときだけです。
些細なことでも初回検診で気軽にご質問ください
ブラーバ(Brava)は、最短9ヶ月(※)でリーズナブルに治療できる裏側矯正の装置です。
※治療期間には個人差があります。保定治療期間は含みません。
「目立ちにくい裏側矯正がいいけど、費用が高いみたいだし…」
「歯医者さんに相談してみたいけど、行ったら契約しなきゃいけないんでしょ?そんなのまだわからない…」
ひとりで悩んで、歯並びをキレイにしたいという思いをそのままにしていませんか?
そんなあなたにこそ、今までにない新しい裏側矯正ブラーバはぴったりな治療法。
コンプレックスになっている八重歯や、笑顔を封印したくなるガタガタした歯列など、幅広い歯並びの悩みを、人の目を気にすることなく治療できるのです。
初回検診は、あなたの歯とお口の状態を検査するだけの場ではありません。
まずは歯列矯正への悩みや不安・疑問をぜひ聞かせてください。
そして、どんなふうにあなたの歯並びが変わっていくのかを確かめてみましょう。
経験豊かな歯科医師や相談しやすいスタッフと一緒に、ブラーバで輝く笑顔を叶えてくださいね。
※本記事は2024年5月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。