裏側矯正(舌側矯正)の値段は高い?相場費用と治療費が高くなりがちな理由を解説

電卓と財布
ブラーバ(Brava)

裏側矯正は「舌側(ぜっそく)矯正」「リンガル矯正」とも呼ばれ、装置が目立ちにくいことから「バレずに歯列矯正をしたい」方から人気の方法です。

裏側矯正

しかし、費用が高いというイメージがありますよね。

そこで今回は、

  • 裏側矯正の治療費の目安・費用相場
  • 裏側矯正の費用が高くなりがちな理由
  • 治療のステップごとにかかる費用
  • 少しでも費用を抑えて裏側矯正ができる方法

などを解説していきます。

「歯列矯正をしたいけど、装置が目立つのは嫌だな…」

というあなた

自分の予算内で裏側矯正ができるのか、ぜひチェックしてみてくださいね。

裏側矯正の値段:治療費の目安・費用相場【編集部調査】

裏側矯正

裏側矯正の費用相場は、歯列全体を動かして治療する全顎矯正の場合、90万〜140万円程度、前歯など気になる部分だけを治療する部分矯正で30万〜70万円程度です。

治療本数が少ない部分矯正の方が費用を抑えられます。

なお、ワイヤーを歯の表側につける表側矯正の費用は、裏側矯正に比べてリーズナブル。

全顎矯正が50万〜90万円程度、部分矯正の場合は15万〜60万円程度です。

全顎矯正部分矯正
裏側矯正の費用目安
(調査した中の最低〜最高額)
44万〜198万円15万~88万円
※治療本数による
裏側矯正の費用相場90万~140万円程度30万~70万円程度
※治療本数による
表側矯正の費用相場50万~90万円程度15万~60万円程度
※治療本数による
※自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックおよび16ブランドを調査)

裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)治療が高い値段になる理由

電卓を使う女性

次に、裏側矯正の費用が高額になる理由について解説します。

高度な技術と知識を必要とする治療法だから

裏側矯正

裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を装着する治療法です。

歯の裏側は表側に比べて複雑な形をしているため、ワイヤーを通すために歯に装着する「ブラケット」と呼ばれる装置を接着したり、ワイヤーを通したりする難易度が高くなります。

治療を進めていくうえで歯科医師の高度な技術や知識を必要とするため、費用が高額になります。

オーダーメイドの矯正器具を使用するから

裏側矯正に使用するブラケットはオーダーメイドで製作します。

歯の裏側は凹凸が多く、複雑な形をしているため、表側矯正のように既製の装置を使用できません。

歯型を採って患者様に合った装置を製作する必要があります。

一人ひとりに合わせて細かく調整した装置の製作費用がかかる分、治療にかかる費用も高くなります。

表側ワイヤー矯正と比べて治療期間が長くなるから

裏側矯正は表側矯正に比べて、治療期間が長くなることがあります。

全顎矯正の治療期間の目安は、裏側矯正では1年半〜3年程度、表側矯正では1〜3年程度です。

全顎矯正部分矯正
裏側矯正の治療期間目安1年半〜3年程度6ヶ月~1年半程度
※症状や動かす歯の本数による
表側矯正の治療期間目安1〜3年程度3ヶ月~1年半程度
※症状や動かす歯の本数による
※自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックおよび16ブランドを調査)
※治療期間には個人差があります。
※治療期間はあくまでも目安です。装着する矯正装置の種類や、治療の範囲、歯の状態、年齢等により大きく変わります。
※保定治療期間は含みません。キレイライン矯正に限らず、すべての矯正歯科治療において、治療終了後は後戻りを防ぐため保定治療が必要です。

前の項目で述べたように、オーダーメイドの矯正装置の製作期間が必要となることにプラスして、裏側矯正では、装置の調整回数が多いことも治療期間が長くなる理由に挙げられます。

歯の裏側にブラケットを付けると、表側に付けた時よりもブラケット同士の距離が近くなります。

表側矯正と裏側矯正

するとワイヤーも短くなり、たわみにくくなるため、ワイヤーが歯を引っ張る力が強くなります。

そのため、歯に強い力がかかりすぎて歯に負担がかかったり痛みが生じたりしないように、表側矯正よりも細かく装置を調整していく必要があります。

段階的に調整するためには通院回数も多くなり、その分治療期間も長くなる可能性があります。

このように治療期間が長いことも費用が高額になってしまう理由の1つとなるでしょう。

裏側矯正の矯正装置代以外にもかかる可能性がある費用

お金を数える女性

次は、一般的な裏側矯正にかかる費用を

のステップに分けて解説していきます

矯正開始前

まずは歯科医院に訪れてから、矯正歯科治療に同意するまでにかかる費用です。

以下のような費用がかかります。

  • 診断料:無料〜約16万5,000円(税別)
  • カウンセリング料:無料~約6,600円(税込)

※金額はクリニックによって異なります
※自社調べ

歯科クリニックによっては、カウンセリング料と診断料をあわせて「初回検診料」としているところもあります。

矯正治療中

契約に同意したら、矯正歯科治療がスタートします。

矯正治療中にかかる費用はこちら。

  • 矯正治療費用:約20万〜140万円(税込)
  • 調整料・処置料(1回):無料〜約1万3,200円(税込)

※金額はクリニックによって異なります
※自社調べ

矯正治療費用とは、矯正装置にかかる費用のことを指します。

ワイヤー表側矯正、ワイヤー裏側矯正、マウスピース矯正などどの治療法を選ぶかによっても費用は異なります。

歯科クリニックによっては、調整料・処置料が矯正治療費用に含まれているところもあります。

保定治療期間中

ワイヤーやマウスピースなどの矯正装置によって歯を動かした後は、保定装置(リテーナー)によって歯列を固定していきます。

この期間を保定治療期間と呼び、歯の後戻りを防ぐためにすべての歯列矯正に必要な期間となります。

この期間にかかる費用には以下のようなものがあります。

  • 保定装置代金:無料〜約9万9,000円(税込)
  • 保定観察料(1回):無料〜約5,500円(税込)

※金額はクリニックによって異なります
※自社調べ

保定装置代金や保定観察料は矯正治療費用に含まれている場合もあります。

保定装置(リテーナー)とは

キレイライン矯正のリテーナー

矯正装置によって歯を動かした後、歯には「後戻り」と呼ばれる元の位置に戻ろうとする力が働きます。

歯列矯正の治療終了後になにもしないでいると、後戻りを起こしてしまう可能性があり、整えた歯並びを保つことが難しくなってしまいます。

そのため、リテーナーとも呼ばれる保定装置を使って、歯を固定する必要があります。

保定装置には「マウスピース型」「ワイヤー型」「プレート型」などがあり、歯科医師によって最適なリテーナーを提案されます。

歯科クリニックによって決められた装着時間を守って、整った歯並びをキープしましょう。

リーズナブルな裏側矯正ならBrava

アメリカ生まれの裏側矯正ブラーバ(Brava)

ここまで裏側矯正の費用や、高額になる理由などを解説してきました。

「少しでも費用を抑えて目立たない裏側矯正治療をしたい」

「目立たない方法でもっとリーズナブルに歯列矯正する方法ってないのかな?」

と感じるのは自然なことですよね。

少しでも費用を抑えて裏側矯正をしたいなら、DDデンタルクリニックグループで提供している新しい裏側矯正も選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?

矯正先進国アメリカで開発され、日本にも導入された新しい裏側矯正「ブラーバ(Brava)」は、従来のワイヤー裏側矯正と同様、目立たず裏側(舌側)全体の歯列を改善できる矯正治療装置。

DDデンタルクリニックグループでは、ブラーバを使用した裏側矯正治療を698,000円(税込767,800円)で提供しています。

※保険適用外の自由診療となります。
※リテーナーは症状等により22,000円〜44,000円(税込)の別途費用が発生します。
※症状が強い場合、歯科医師の判断のもと追加治療を推奨する場合があります。治療内容により料金は異なります。詳しくは初診時にご相談ください。

従来の裏側矯正(全体矯正)の費用相場は90万~140万円程度。対して裏側矯正ブラーバ(Brava)は698,000円(税込767,800円)と、相場よりもリーズナブルな料金で治療を始めることが可能です!

Brava比較表

※自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックを調査)。
※1 上記に記載している費用以外に、5,500円(税込)の初回検診料および、来院1回につき5,500円(税込)の再診料が別途発生します。
※1 リテーナーは症状等により22,000円(税込)~44,000円(税込)の別途費用が発生します。
※1 症状が強い場合、歯科医師の判断のもと追加治療を推奨する場合があります。治療内容により料金は異なります。詳しくは初診時にご相談ください。

裏側矯正は費用や装置の特徴を比較したうえで選択しよう

マウスピース矯正・ブラーバ・ワイヤー矯正(表側)・ワイヤー矯正(裏側)

裏側矯正は治療の難易度が高く、オーダーメイドの矯正装置を使用するために、ほかの治療方法に比べて高額になります。

全顎矯正で90万〜140万円程度、前歯など気になる部分だけを治療する部分矯正で30万〜70万円程度です。

※自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックおよび16ブランドを調査)

そのほか「治療前」「治療中」「保定治療期間中」のステップごとに、追加でかかる費用もあります。

また、費用面以外にも裏側矯正には「矯正装置が目立ちにくい」「表側矯正よりもむし歯になりにくい」などのメリットもありながら、「歯みがきがやや困難」「治療期間が長くなることがある」といったデメリットもあることも事実。

費用面以外にも、メリット・デメリットを知ったうえで、ご自身に合った治療方法を選択できるといいですね!

ブラーバは「目立たない」「リーズナブル」「治療期間が比較的短い」裏側矯正

Bravaの特徴

矯正先進国アメリカで開発された新しい裏側矯正「ブラーバ」は、目立たないだけでなく、ワイヤーを使わないため一度装着したら歯科医師による装置の調整不要のリーズナブルな裏側(舌側)矯正装置です。

※症状や歯の動き、装置の破損などにより、一度の装着で治療が終了とならない場合もあります。

ほかにもまだある!ブラーバ(Brava)ならではの特徴

  • 最短9ヶ月で治療終了
  • 独自技術により1人1人の歯並びにあった治療計画を作成。計画に沿って歯を1本1本動かしたい位置に直接移動させる
  • 1本1本の歯に適した力を継続してかけ治療するから、歯への負担が小さい

※治療期間には個人差があります。保定期間は含みません。

DDデンタルクリニックグループでは、この革新的な裏側矯正「ブラーバ」をより多くの方に体験いただくために、従来の裏側矯正よりリーズナブルな価格でご提供しています。

ぜひブラーバ(Brava)矯正も裏側矯正治療の1つとして検討してみてくださいね。

※本記事は2024年6月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。

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