裏側矯正はおすすめしない?後悔しないために知りたい注意点
最終更新日:


目次
歯列矯正といえば、歯の表面についた装置が目立つ表側矯正を思い浮かべますよね。
せっかく歯並びをキレイにするなら、治療中も目立ちにくい方法を選びたい方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが「裏側矯正」です。
今回は、裏側矯正の特徴を始め、メリット・デメリットや治療期間・費用についてわかりやすく解説します。
裏側矯正とは
「裏側矯正」とは、歯の裏側(舌側)に装置をつける矯正方法で、表側矯正と比べて目立たないため周囲に気づかれにくい事が最大の魅力です。そのため最近では芸能人の方なども多く治療されている矯正方法です。
裏側矯正(舌側矯正)の4つのメリット

裏側矯正の4つのメリットを紹介します。
周りに気付かれず矯正できる
歯の裏側に装置をつけるため、話しても笑っても、相手にほとんどわかりません。「矯正中なの?」と気づかれずに歯並びを整えられます。
前歯が引っ込みやすくなる
歯の裏側から矯正力をかけることで、前歯を効率よく内側に動かしやすい特徴があります。出っ歯の改善にはとくに向いている治療方法です。
装置の跡が見えないため気にならない
歯の表側に装置をつけないため、矯正後に装置を取り外した跡が残るリスクが抑えられます。キレイな見た目にこだわる方にも安心です。
舌癖の防止になる
装置が舌に当たりやすいことで、無意識の舌癖に気づきやすくなります。舌で前歯を押す癖の改善とともに、歯並びの後戻りリスクを抑えるのにも効果的です。
裏側矯正はおすすめしないと言われる理由|裏側矯正のデメリット

メリットがたくさんある裏側矯正ですが、デメリットがあるのも事実です。治療を始めてから後悔しないためにも、裏側矯正がおすすめしないといわれる理由であるデメリットもしっかり理解しておきましょう。
表側矯正よりも装置の違和感が気になりやすいから
裏側矯正は舌と直接触れる位置に装置を装着します。そのため、表側に装置を装着する矯正方法よりも会話や食事のときに違和感を覚えやすくなります。
特に装置を装着して直後から慣れるまでは違和感を感じますが、徐々に慣れる方が多いです。
発音しづらくなる・滑舌が悪くなりやすくなるから
歯の裏側に矯正装置をつけることで、舌に装置が触れやすくなると、違和感だけでなく治療を始めた直後は発音や滑舌にも影響を及ぼすことがあります。
滑舌も、装置を装着した状態に慣れてくると改善されるため心配ありませんが、あまりにも滑舌に影響が出たり、発音に支障が生じたりする場合には、クリニックに相談しましょう。
また、滑舌を重視するお仕事の方などは、治療開始前にしっかりと検討する必要があります。
口腔ケア(歯磨き)がしづらいから
矯正中は表側矯正でも歯みがきがしづらいですが、裏側矯正は装置が見えない位置にあるため、とくに注意が必要です。
歯ブラシが届きにくく磨き残しができやすいため、むし歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
表側矯正よりも費用が高くなるから
表側矯正の費用相場は50万~90万円程度に対し、裏側矯正の一般的な相場は90万~140万円程度です。
裏側矯正は表側矯正と比べ、高度な技術が必要なことやオーダーメイドの矯正器具を使用するため、治療費用が高額になる傾向となっています。
※上記の費用相場は、2022年8月 国内で矯正歯科治療を行っている210クリニックを自社で調査した結果です。
対応できる歯科医院が限られているから
裏側矯正治療は専門性が高く、経験豊富な歯科医師による丁寧かつ高度な治療が必要なため、対応できる歯科医院が限られています。
表側矯正よりも治療期間が長くなる傾向があるから
表側矯正に比べて歯科医師が直接確認しにくく、調整が難しい場合があります。表側の装置に比べ、細かい調整が必要になるケースも多く、その分治療期間が長引く傾向にあるのです。
また、裏側矯正は高い技術と経験を必要とするため、歯科医師の技術によっても治療期間に差が出ることがあります。
裏側矯正を後悔しないための3つのポイント
メリットとデメリットをふまえ、裏側矯正で後悔しないためのポイントを確認していきましょう。
1 矯正経験や治療実績豊富な歯科医院を選ぶ
デメリットでご紹介した通り、表側矯正に比べ裏側矯正には高い技術が求められます。
裏側矯正を検討する際には、治療実績が多い矯正歯科医院や経験が豊富な医師が在籍している歯科医院を選びましょう。
2 不安な点があれば治療前に歯科医院で相談する
歯列矯正は施術ではなく「治療」です。特に裏側矯正の場合、他の矯正に比べ違和感や治療期間などいろいろと不安に思うことや疑問点も出てくる可能性も。
裏側矯正に限らず、治療前には不安や疑問点を納得いくまで歯科医師に相談しましょう。
3 裏側矯正以外の目立たない矯正装置も検討してみる
例えば第一目的が「目立たず全体の歯並びを整えたい」のであれば、ほかの目立たない矯正治療を選択するという方法もあります。
さまざまな矯正方法を扱う歯科医院であれば、すべての矯正方法について説明してくれるはずです。
DDデンタルクリニックなら、裏側矯正を始めマウスピース矯正や表側矯正など多種多様な矯正方法を提供していますので患者様一人ひとりにあった矯正方法をご提案します。

従来の裏側矯正のメリデメとは異なる?新しい裏側矯正ブラーバ(Brava)
ここまで説明してきたメリット・デメリットは従来の裏側矯正に言えることですが、DDデンタルグループでは従来のデメリットを一部解消した新しい裏側矯正「ブラーバ」を提供しています。

出典元:Brius社(ブリウス)

費用が高くなりがちな裏側矯正をもっとリーズナブルに!
実際にブラーバがどのくらいリーズナブルなのか、従来の裏側矯正との比較を見てみましょう。
ブラーバ | フルリンガル | ハーフリンガル |
---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() |
698,000円※1 (税込767,800円) | 90万~140万円程度 | 80万~120万円程度 |
裏側矯正には、2023年に日本でも治療が開始された「ブラーバ」を含めて主に3つの種類があり、種類ごとにかかる費用が異なります。
上下の歯のどちらも裏側に矯正装置をつけるフルリンガルは、高い技術が必要なため費用も高額となります。また、上の歯は裏側に下の歯は表側に装置をつけるハーフリンガルは、装置が多少目についても費用を抑えたい方に向いています。
一方のブラーバはフルリンガル同様に上下ともに裏側に装着する矯正装置ですが、先進的な技術によってコストダウンを可能にし、DDデンタルグループでは一般的なフルリンガルの相場よりもリーズナブルな費用で提供しています。
※ 自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックを調査)。
※1 DDデンタルクリニックの場合
※1 上記に記載している費用以外に、5,500円(税込)の初回検診料および、来院1回につき 5,500円(税込)程度の再診料が別途発生します。再診料は提携クリニックによって異なります。
※1 リテーナーは症状等により22,000円(税込)~44,000円(税込)の別途費用が発生します。
※1 症状が強い場合、歯科医師の判断のもと追加治療を推奨する場合があります。 治療内容により料金は異なります。詳しくは初診時にご相談ください。
独自の技術で治療期間も従来より短縮

裏側矯正の治療期間は、フルリンガル・ハーフリンガルともに1年半〜3年程度(※1)が目安です。もともとの歯並びや症状の程度によって個人差はありますが、多くのケースでおおよそ2年ほどかかります。
一方、ブラーバ矯正では最短で9ヶ月〜1年半程度(※2)と、より短期間での治療が可能です。
従来の矯正では段階的に歯を動かしてゴールを目指しますが、ブラーバ矯正は独自技術により歯を1本ずつ目標位置へ直接動かせるため、効率よく歯列を整えることができ、結果として治療期間の短縮につながります。
※1自社調べ(2022年8月 国内で矯正歯科治療を行っている210クリニックを調査)
※2治療期間には個人差があります。保定治療期間は含みません。
裏側矯正ならDDデンタルグループのBravaにお任せください
裏側矯正は装置が目立たず周囲に気づかれにくいという大きなメリットがありますが、その分費用が高く治療できる医院も少ないためハードルが少し高い矯正方法でした。
私たち、DDデンタルグループは全国で23院のクリニックを展開しており、そのすべてで最短9ヶ月※かつ税抜698,000円とリーズナブルに治療が始められる裏側矯正のブラーバを提供しております。
「裏側矯正気になるけど費用や期間が気になるな・・・」と悩まれていた方はぜひ初回検診のご予約お待ちしております。

※予約完了画面でLINE友だち登録をしていただき、初回検診のご来院時に受付でクーポンをご提示いただくと、初回検診料が無料となります。会計時にクーポンをご提示いただけなかった場合は、通常の初回検診料が発生します。
※本記事は2024年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。
1999年より都内矯正認定医のクリニックに勤務し、矯正とインプラントを中心に臨床に従事。
2002年都内新宿区にて開業、様々な矯正治療を取り入れマウスピース矯正も20年以上実践。
その後都内に4医院、九州に1医院を展開。
2023年より全国16医院の矯正歯科クリニックの総合監修、指導を行う。