ブラーバ矯正(Brava)とは?目立たずリーズナブルな裏側矯正の特徴・効果
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ブラーバ矯正は、アメリカで開発され日本でも治療の提供が開始された新しい裏側矯正装置です。
今回はブラーバ矯正(Brava)を導入し、実際に治療を提供しているDDデンタルクリニックグループ公式ブログが、新しい裏側矯正ブラーバについて詳しく解説します。
新しい裏側矯正装置「ブラーバ矯正」とは

「ブラーバ(Brava)」とは、ワイヤーで歯列を連結しない新しい裏側矯正装置です。2020年に提供を開始して以来、アメリカ・タイ・シンガポールなどの世界各国で実績を積み、2023年から日本でも提供が開始されました。
独自技術で治療期間の短縮を可能にした裏側矯正装置
従来の裏側矯正の治療法は、計画したゴールとなる歯並びになるよう歯科医師が段階的な調整をかけながら動かす方法です。裏側で目立たないという利点はあるものの、段階的な動かすため治療期間が長くなる傾向にある事が課題でした。
ブラーバ矯正ではこの課題を解決するため、先端技術を使用して作成した綿密な治療計画の作成や患者様の歯列や症状に合わせてそれぞれの歯を動かすために必要な力や角度がプログラムとして組み込まれた独自技術による装置により段階的でなく最初からゴールとなる位置を目指して歯を動かすことが可能です。
出典元:Brius社(ブリウス)
そのためブラーバ矯正は従来の裏側矯正において課題となっていた治療期間についても効率よく短縮させることができるようになっています。
何が違う?ブラーバ矯正とほかの矯正との違いを比較
次に、新しい裏側矯正装置ブラーバと他の矯正方法との違いを比較していきます。
せっかく歯列矯正をするなら、さまざまな矯正装置の違いを知り比較したうえで矯正方法を選びましょう。
矯正歯科治療の種類の中でも全顎矯正(全体矯正)のブラーバ矯正・裏側矯正・表側矯正・マウスピース矯正の4つを比較しました。
歯列矯正の治療期間を比較
歯科矯正は矯正装置で歯に持続的な力をかけ、少しずつ理想的な位置に歯列を動かす治療です。少しずつ動かすため、歯並び全体を治療するには一定の治療期間が必要となります。

ブラーバ矯正の治療期間について知りたい方はこちらの記事で詳しく解説しています。
※治療期間には個人差があります。保定治療期間は含みません。
※1 自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックを調査)
矯正歯科治療の治療費用を比較

歯並び全体を治す全顎矯正の中でも、表側に装置を装着するワイヤー表側矯正は比較的低価格で治療が可能です。しかし、その分装置が目立つというデメリットがあります。
そのほかのワイヤー裏側矯正・ブラーバ矯正・マウスピース矯正は目立たず矯正治療ができますが、表を見ることでそれぞれ価格の差が大きいことがわかります。
ブラーバ矯正の費用をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
※ブラーバの装置料金には、別途、初回検診料、再診料、リテーナー費⽤、必要に応じて追加治療の費用がかかります。
※1 自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックを調査)

通院や調整の手間や自己管理の有無などを比較
ワイヤー矯正は歯科医師が手作業でワイヤーを調整しながら治療を進めますが、ブラーバ矯正はワイヤー矯正のように定期的に調整する必要がありません。
また、目立たない矯正として知られるマウスピース矯正は食事と歯みがきの時に外す必要があります。着け外しのたびに洗浄し、きめられた時間を装着しなければならないので、自己管理が非常に大切な治療方法です。
一方ブラーバ矯正を含めた裏側矯正やワイヤー矯正は治療が終了するまで装置を装着したままとなるため、自己管理の必要がありません。
※症状や歯の動き、装置の破損などにより、一度の装着で治療が終了とならない場合もあります。
対応できる歯並び症状(症例)を比較

ワイヤー全顎矯正の場合、基本的に歯並びの症状を選ばず治療が可能です。しかし、裏側ワイヤー矯正の場合歯科医師の高い技術を必要とするため、クリニックによっては裏側矯正では治療できない症例もあります。
また、マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べ特定の苦手な歯の動きがあります。歯を上下の方向に引っ張る必要や、押し下げる動きが必要な場合はマウスピース矯正だけでは治療終了が難しいケースもあります。
一方のブラーバは、歯が決められた位置まで動くように最初からプログラムされているため、歯科医師による装置の調整を必要としません。あらゆる歯並びのお悩みに対応が可能なのです。
※手術が必要な重症例の場合は、治療の適応外となります。
歯への負担や口内トラブルリスクなどその他の比較
他にも通院頻度や歯への負担・リスクなど、どの矯正方法にもある特徴も比較しました。

※治療期間や通院回数は、患者様の症状によって異なります。
※治療期間には個人差があります。保定治療期間は含みません。
※ブラーバの装置料金には、別途、初回検診料、再診料、リテーナー費⽤、必要に応じて追加治療の費用がかかります。
※1 自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックを調査)
※2 自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックおよび16ブランドを調査)の各矯正方法の通院の頻度をもとに算出。ワイヤー矯正3〜6週間に1度、マウスピース矯正1〜3ヶ月に1度、裏側矯正3〜6週間に1度。
※3 1回の治療(約9ヶ月)で必要な通院回数の目安です。
さまざまな角度から見比べ、矯正方法を検討してみてくださいね。
ご自身の歯並びや顎の状態は詳しい検査をしてみないと分かりません。
まずはクリニックへ足を運び、検査をしたうえで歯科医師に歯や顎の状態を診察してもらいましょう。
そのうえで一番合った矯正方法を選択することをおすすめします。
DDデンタルでは「ブラーバ矯正」をリーズナブルな価格で提供
当グループは、歯列矯正をしたい方に自分にもっとも合った矯正方法を提供するクリニックです。

「矯正をしたいけど、費用が高くて諦めている・・・」「目立たない矯正がしたいけど、高額な裏側矯正には手を出せない・・・」
そんな方々へ一人でも多く矯正治療をお届けするため、矯正方法の中でも高額になりがちな裏側矯正をリーズナブルな価格で提供しています。
高額になりがちな裏側矯正が698,000円(税別)で始められる
矯正歯科治療は自由診療なため、各クリニックが独自で治療費用を設定します。
矯正歯科治療の中でも裏側矯正は比較的高額になりがちな矯正方法ですが、DDデンタルクリニックではブラーバ矯正の治療費用を698,000円(税別)767,800円(税込)で提供しています。
このほか再診料や治療終了後に装着するリテーナー(歯並びを固定するための保定装置)などの費用が別途発生しますが、「矯正は100万円ぐらいかかりそう」「健康保険適用外だから高い」と思っていた方にも、イメージしていたよりも手が届きやすいのではないでしょうか?
ブラーバ矯正の費用についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
※費用に関する補足・詳細はこちらをご確認下さい。
支払方法も柔軟に選べる
DDデンタルグループでは、現金はもちろんクレジットカードや電子マネーにも対応しています。また、月々の支払金額を下げられるデンタルローンにも対応しています。
月々の支払金額を抑えながら治療をしたい方は初回検診の際お気軽にスタッフへご相談ください。
※デンタルローンは18歳以上(高校生を除く)が対象となり、詳しい支払い方法や規約は各提携クリニックにより異なります。予約フォームの備考欄にご記載いただくか、初回検診にお越しの際にクリニックへご相談ください
DDデンタルクリニックなら初回検査費用も無料
「カウンセリングや矯正相談は無料」という矯正歯科医院は多いですが、DDデンタルクリニックグループはLINE登録で通常3~5万円の費用が別途発生する初回精密検査料金も含めた初回検診を無料※で実施しています。
※予約完了画面でLINE友だち登録をしていただき、初回検診のご来院時に受付でクーポンをご提示いただくと、初回検診料が無料となります。会計時にクーポンをご提示いただけなかった場合は、通常の初回検診料が発生します。
裏側矯正Brava(ブラーバ)初回検診予約~治療終了までの流れ

ブラーバ矯正はDDデンタルクリニックグループ全国23院で提供しています。当院での初回検診の予約方法から治療終了までの流れを紹介します。
①初回検診を予約する
初回検診の予約は、予約専用サイトで受け付けています。下のボタンから通いたいクリニックの予約ボタンをタップしてください。

ご希望のエリアを選んだら、初回検診を希望する日時を選び必要事項をご記入のうえ「予約する」を押せばご予約は完了です!
②初回検診を受ける
予約した日時にクリニックにご来院ください。初回検診ではレントゲン撮影や口腔内の写真撮影で歯と顎の状態を確認する精密検査や、高精度に口腔内を再現できる3Dスキャナ(iTero)で歯型を撮影後、検査結果をもとに歯科医師が治療計画をご提案いたします。
歯科医師の見解を聞いたうえで、ブラーバを始めるかどうかをご検討ください。もちろん、相談だけでお帰りいただくこともできます。
※初回検診の結果、ご自身の判断で契約されなかった場合でも初回検診料(税込5,500円)は発生します。それ以外の費用は追加で発生しません。
③ブラーバ矯正の装置を装着して治療開始
ブラーバの矯正装置は、採取した歯型をもとに製作されます。患者様が治療計画にご同意後、2~3週間程度で出来上がりますので、再度ご来院ください。ブラーバの矯正装置を装着し、治療を開始します。
※装置装着についての詳細は、歯科医師にご確認ください。
④6~8週間ごとに通院する
上下に装置を装着した後は、6~8週間ごとに通院します。ブラーバの治療期間が最短の9ヶ月だった場合、必要な通院回数の目安は約6回となります。
※治療期間、通院回数には個人差があります。保定治療期間は含みません。
定期通院では、口腔内のクリーニング・スキャン・口腔内写真撮影・Brava装置に問題がないかの確認など、お口の状態や歯の動きの確認や装置の確認をし、必要に応じて追加の治療(※別途料金)や調整などを行います。
⑤治療終了!リテーナーの装着を開始する
ブラーバによる動的治療(歯を動かす治療)が終了した後は、リテーナーという保定装置を装着する保定治療期間に入ります。保定装置とは、動いた歯列がもとに戻らないように固定する装置のことで、ブラーバに限らず保定装置の装着が必要です。
※リテーナーは症状等により22,000円〜44,000円(税込)の別途費用が発生します。
※治療期間には個人差があります。保定治療期間は含みません。
ブラーバ矯正をはじめるならDDデンタルクリニックグループで

ブラーバ矯正は目立たずスピーディーに全体の歯列矯正ができる矯正方法です。
記事内ではワイヤー矯正やマウスピース矯正との違いもまとめて紹介しましたが、DDデンタルクリニックグループなら、メリットが多いブラーバ矯正をリーズナブルな価格で始めることができます。
またDDデンタルクリニックグループなら、精密検査を含めた初回検診費用が無料です。
歯列矯正に興味がある方、裏側矯正を検討している方、ブラーバ矯正に興味をお持ちの方、ぜひこの機会にDDデンタルの無料初回検診を受け、ご自身にぴったりな矯正方法をみつけてください。
※予約完了画面でLINE友だち登録をしていただき、初回検診のご来院時に受付でクーポンをご提示いただくと、初回検診料が無料となります。会計時にクーポンをご提示いただけなかった場合は、通常の初回検診料が発生します。
新しい裏側矯正ブラーバ(Brava)FAQ
最後にブラーバについて寄せられることが多い質問への回答を紹介します。
Q.ブラーバ矯正は何歳から治療できますか?年齢制限はありますか?
ブラーバは、おおよそ13歳以上の方を対象としていますが、歯や顎の成長には個人差があります。詳しくは初回検診にて診断いたしますので、まずはお気軽にご予約ください。
なおブラーバは、年齢制限の上限は設けていません。治療が受けられるかどうかは患者様の歯の状態にもよるため、初回検診時に歯科医師が診察と検査をしたうえで判断します。
Q.矯正治療費用の支払方法を教えてください
DDデンタルクリニックグループでは、現金はもちろん、クレジットカードや電子マネー(PayPay)でのお支払いにも対応しています。また、1回の支払金額を下げられるデンタルローンにも対応しています。ご希望があれば初回検診専用予約フォームの備考欄にご記載いただくか、初回検診にお越しの際にご相談ください。
※クレジットカード払い・デンタルローンは18歳以上(高校生を除く)が対象となります。
Q.ブラーバ矯正で抜歯をすることはありますか?
ブラーバに限らず、どの矯正歯科治療でも抜歯をする可能性はあります。一般的に、抜歯が必要となるのは歯列を並べるためのスペースが足りない場合などです。
ブラーバの治療でも、患者様の歯並び・噛み合わせ、顎の状態によっては、抜歯を提案する場合があります。
もし抜歯が必要と判断された場合でも、患者様の同意を得ずに抜歯をすることはありません。事前に歯科医師やスタッフが丁寧に説明いたしますのでご安心ください。
Q.矯正治療中は口の中をどうやって清潔に保てばいいですか?
歯列の裏側に装着する装置の周囲は、食べカスや歯垢(プラーク)などがたまりやすくなります。治療開始後は、ワイヤー矯正と同様、歯みがきで歯と装置を丁寧に清掃してください。
なお、ブラーバは歯と歯が連結されない装置のため、デンタルフロスで歯間の清掃をすることが可能です。また、ウォータフロッサー(口腔洗浄器)やマウスウォッシュも口腔内の清掃に効果的なので、これらの併用もおすすめしています。
6~8週間ごとの通院の際にはクリーニングも行いますが、歯みがきなどの口腔ケアについて不安や疑問があれば、お気軽にクリニックにご相談ください。
【ブラーバ矯正 費用に関する補足・詳細】
※保険適用外の自由診療となります。
※上記に記載している費用以外に、5,500円(税込)の初回検診料および、来院1回につき5,500円(税込)の再診料が別途発生します。
※リテーナーは症状等により22,000円〜44,000円(税込)の別途費用が発生します。
※症状が強い場合、歯科医師の判断のもと追加治療を推奨する場合があります。治療内容により料金は異なります。詳しくは初診時にご相談ください。
※本記事は2025年6月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。
1999年より都内矯正認定医のクリニックに勤務し、矯正とインプラントを中心に臨床に従事。
2002年都内新宿区にて開業、様々な矯正治療を取り入れマウスピース矯正も20年以上実践。
その後都内に4医院、九州に1医院を展開。
2023年より全国16医院の矯正歯科クリニックの総合監修、指導を行う。