キレイラインキッズに効果はある?成長期の今だからこそ意味があるメリットを解説

キレイラインKIDS

キレイラインキッズを検討している親御さんの中には「きちんと効果が得られるの?」「子供のときから歯列矯正をはじめる意味はあるの?」といった心配や疑問をお持ちの方もいるでしょう。

キレイラインキッズは悪い歯並びの原因となる悪習慣を改善して、永久歯がキレイに生えそろうような土台作りを目指す治療プログラムです。

キレイランKIDSのマウスピース

顎の骨格の成長が活発な子供のときにおこなうことで、未来の歯並びを守ることにつながります。

今回は子供だからこそ得られるキレイラインキッズの効果や、キレイラインキッズを実際に行った子供たちの症例を紹介するので参考にしてくださいね。

【3~12歳】成長期の子供だからこそ得られる!キレイラインキッズの4つの効果

キレイランKIDSのマウスピース

キレイラインキッズの治療には、成長期の子供だからこそ得られる効果があります。

今回はキレイラインキッズで得られる4つの効果について、詳しくお話します。

「子供のときから歯列矯正をはじめる意味ってあるの?」

「大人のキレイライン矯正との違いはあるの?」

といった疑問をお持ちの方はぜひチェックしてみてください。

①永久歯を正しい位置に萌出させるための土台作りをサポートできる

キレイラインキッズは、永久歯が生えそろった後に歯並びを整えていく「大人の歯列矯正」とは異なります。

永久歯が正しい位置に生えてくるように、子供のうちに土台作りからサポートしていく治療プログラムです。

具体的には、専用のマウスピースを使って正しい舌の位置を身につけ、顔や口の周りの筋肉である「口腔顔面筋(こうくうがんめんきん)」を機能させるためのトレーニングを行います。

これにより、上あごの骨の成長をうながし、永久歯が正しい位置に生えやすい歯列のアーチを目指すことができます。

②子供の歯並びの悪化をストップ!「根本原因」から早期に対策できる

歯並びに影響を与える悪習癖

子供の歯並びが悪くなる原因は遺伝だと思われがちです。

しかし、実は歯並びは遺伝だけで決まるわけではありません。

とくに、口周りの悪い習慣があると歯並びを悪くする大きな原因となるため、子供のうちから改善しておくことが大切です。

  • 口呼吸
  • 指しゃぶり
  • 舌で歯を外側へおす
  • 爪やくちびるを噛む

このような悪いクセがあると、以下のような歯並びにつながる可能性があります。

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  • 上の前歯が前に突き出る「出っ歯」
  • 下の前歯が前に突き出る「受け口」
  • 上下の前歯に隙間ができる「開咬(かいこう)」
  • 歯並びがでこぼこした「叢生(そうせい)」
  • 歯と歯の隙間が空く「すきっ歯」

日々の生活のなかで悪い癖があれば注意してみてくださいね。

キレイラインキッズの治療プログラムは、この悪い歯並びの根本的な原因となる悪いクセを改善することを目的としています。

マウスピースを使ったトレーニングをご自宅でおこない、永久歯がキレイに生えそろうための準備を始めましょう。

口呼吸から鼻呼吸への改善はメリット大!

口周りの悪いクセのひとつである口呼吸。

口呼吸から鼻呼吸へ改善することは、とくにお子さまにとって非常に大きなメリットがあります。

まずは、口呼吸のまま過ごすとどんなデメリットがあるのか確認してみましょう。

口呼吸のデメリット

  • 風邪をひきやすい(ウイルスに感染しやすい)
  • むし歯になりやすい
  • 口臭の原因になりやすい
  • あごが後退してアデノイド顔貌につながることがある

しっかり鼻呼吸をしていると、鼻毛や粘膜が空気清浄機の役割を果たしてくれるおかげで、さまざまな菌やウイルスが直接身体に入らないように守ってくれます。

一方、口呼吸をしていると菌やウイルスを直接身体に入れることになるため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

さらに、口呼吸だとお口の中が乾きやすく、唾液がでにくくなってしまいます。

唾液にはお口の中の汚れを流す自浄作用(じじょうさよう)がありますが、唾液がでにくいとこの作用がうまく働かず、むし歯や口臭の原因になりやすいのです。

また、口呼吸を続けていると下あごが後退し、「アデノイド顔貌」と呼ばれる顔つきになることがあります。

アデノイド顔貌は、首とあごの境がはっきりしない、口もとがもこっと前に出てみえるといった見た目の面でのデメリットがあります。

口呼吸から鼻呼吸へ改善するとこれらのデメリットを回避することができ、歯並び以外にも大きなメリットが得られるでしょう。

③大人になってからの矯正治療の必要性を減らせる

歯列矯正に使う装置

キレイラインキッズは、歯を直接移動させて見た目を理想に近づけていく治療とは違い、永久歯がきれいに並ぶための土台作りや、歯やお口まわりの機能を整えるための治療プログラムです。

子供の頃にキレイラインキッズの治療をしておくと、歯並びを悪くさせる原因を改善できたことで、大人になってから歯列矯正をしなくて済む場合もあります。

ただし、永久歯が生えそろったあと、見た目の面で歯並びが気になったときには「本格矯正(大人の歯列矯正)」が必要となる可能性があります。

しかしキレイラインキッズで

  • 歯並びに影響を与える悪いクセの改善
  • 永久歯がきれいに並びやすい歯列のアーチができるようなトレーニング

を行っていれば、将来的に本格矯正が必要となったときにも、本格矯正の期間が短くなったり、抜歯を回避したりする効果が期待できるのです。

また、骨格由来の歯並びを大人になってから矯正するとなると、矯正歯科治療だけでは改善が難しく、外科手術が必要となることもあります。

キレイラインキッズで、成長期のうちに将来の歯並びのための土台を作っておくことで、本格矯正をおこなうときに大掛かりな外科手術などをせずに歯列矯正を進めることができる可能性が高まるのです。

④治療後の効果も!悪習癖の改善により再度歯並びが悪くなるリスクまで軽減

せっかく歯列矯正で長期間かけて歯並びを整えても、先ほど紹介したような口周りの悪いクセ(悪習癖)を続けていると、また歯並びが悪くなってしまうリスクがあります。

しかし、キレイラインキッズは、歯並びに悪い影響を与える悪習慣じたいを改善するトレーニング。

クセによる歯並びの悪化を防いだり、キレイラインキッズ終了後に本格矯正を行った場合でも、後戻りのリスクを軽減したりすることが期待できます。

キレイラインキッズの効果を得るために注意点やデメリットはある?

キレイランKIDSのマウスピース

せっかくキレイラインキッズを始めるなら、しっかりと効果を実感したいですよね。

キレイラインキッズは歯科医院で指導を受けるだけではなく、ご自宅でおこなうトレーニングが大切です。

そのため、歯科医師の力だけでは治療の効果に限界があります。

キレイラインキッズの治療をスムーズに進めていくためにも、歯科医師とお子さま・親御さんとみんなで心をひとつにしてトレーニングをしていきましょう。

効果を得るための注意点と、キレイラインキッズのデメリットについて紹介します。

推奨年齢の範囲内で治療を開始しなければならない

キレイランKIDSのマウスピース

キレイラインキッズの推奨年齢は、あごの成長を活かした治療ができる3~12歳です。

ただし、一定の効果が得られるまでに必要最小限の期間として1年間を推奨しているため、初診時年齢は3歳~11歳に限られます。

※小児の場合、成長発育がありますので、すべての方が1年間で治療を終了できるというものではありません。

キレイラインキッズは、成長途中のこの時期だからこそ、あごの成長を活かして正しい発達をサポートし、永久歯がキレイに生えそろう土台を作ることが可能です。

永久歯が生えそろってあごが成長しきった後では、この治療プログラムは適応できなくなります。

そのため、推奨年齢内で治療を開始する必要があります。

なお、3歳~5歳は反対咬合の症状のみ適応可能です。

顎関節に症状があるお子さま、また3~12歳のお子さまでも「12歳臼歯」が生えてきている場合は原則適応外となります。

※キレイラインKIDS適応外と診断されても、年齢や症状によっては他の治療法の提案が可能な場合があります。詳しくはキレイラインKIDS提携クリニックにご相談ください。

「まだ乳歯がたくさんあるし、いますぐキレイラインキッズをはじめなくても大丈夫かな」

と思わずに、お子さまの将来の歯並びが気になる親御さんは、早めにクリニックに相談してみてくださいね。

十分な効果を期待するなら「正しい使い方」の徹底が必要

キレイランKIDSのマウスピース

キレイラインキッズでは、マウスピースの装着と歯科医師から言われたトレーニングをしっかり行えてはじめて治療の効果が期待できます。

そのため、お子さまがトレーニングをサボってしまったり、誤ったトレーニングの仕方をしてしまったりすると、十分な効果が得られない可能性があるため注意が必要です。

小さなお子さまだけで正しいトレーニングをやり続けるのは難しく、せっかく頑張っているのに効果が得られなかったら悲しいですよね。

小さなお子さまは「将来のためにお口の中のトレーニングをしよう」といわれても、すぐにはピンとこないかもしれません。

ぜひ、親御さんが一緒になってトレーニングをサポートしてあげてください。

キレイランKIDSのマウスピース

キレイラインキッズでは、1年以上かけて歯並びを悪くする根本的な原因を改善していきます。

※小児の場合、成長発育があるため、すべての方が1年間で治療を終了できるというものではありません。一定の効果が得られるのに、必要最小限の期間として1年間を推奨しています。

「そうはいっても、子供が小さくてトレーニングを嫌がって続けられないのでは?」

と心配になる親御さんもいるかもしれません。

歯並びが整うことで得られるメリットを伝えることも、モチベーションを高められるおすすめの方法のひとつです。

しかし、あまりにもお子さまがトレーニングを嫌がるときには、たまにはお休みして、親子とも無理せずに続けていきましょう。

親御さんに力が入りすぎて毎日無理やりトレーニングしようとしても、そのうち疲れてしまいます。

トレーニングを続けることはとても大切ですが、なるべくリラックスしてポジティブな気持ちでおこなってくださいね。

具体的にどんな効果がある?キレイラインキッズを受けたお子さま方の症例をご紹介

キレイランKIDSのマウスピース

「大切な子供のことだから、もっとよく知りたい」

「キレイラインキッズの効果はわかったけど、実際の症例をみてみたい」

という親御さんもいますよね。

そこで、実際のキレイラインキッズの症例を3つ紹介します。

今回こちらで紹介しているのは、交叉咬合(クロスバイト)、受け口、ガタガタの歯並び(叢生)とよくある症状です。

キレイライン提携医院よりドクターのコメント付きでお借りしています。

※準備中※

子どもの今しかできない「キレイラインキッズ」でお子さまの未来の歯並びを守ろう!

キレイラインキッズはあごの成長を利用して行う、子供の時期だからこそできる治療法です。

この時期にお子さまの永久歯がきれいに整うように土台作りをしてあげることで、将来歯並びで悩む可能性を軽減することにつながります。

ただし、キレイラインキッズは推奨されている年齢に限りがあるので、治療を考えているならぜひ早めにクリニックへ相談してみてくださいね。

とくに、キレイラインキッズで改善が期待できる悪習癖のひとつ・口呼吸を鼻呼吸に変えることができると、風邪やインフルエンザにかかりづらくなり、むし歯や口臭予防にもつながります。

子供のときだけではなく大人になってからもずっとメリットが続くといえますので、悪いクセを改善するなら今がチャンスです。

子供の今しかできないキレイラインキッズで、お子さまの未来の歯並びを守りましょう。

キレイランKIDSのマウスピース

※本記事は2023年8月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。

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