出っ歯の横顔は治る?歯列矯正で横顔美人になる方法を解説

出っ歯

出っ歯で横顔に悩んでいる方は、思っている以上に多いかもしれません。

厚生労働省が行った調査(※平成23年⻭科疾患実態調査)によれば、なんと日本人の10人に1人以上が出っ歯の症状を抱えているのだとか。

あなたも、出っ歯のせいで横顔に自信が持てなくなっていませんか?

この記事では、出っ歯が与える横顔への影響や、出っ歯を矯正するメリットと放置するデメリット、出っ歯の原因と矯正方法について初歩から解説します。

Eラインが整った美しい横顔の条件も紹介するので、ぜひセルフチェックしてみてくださいね!

出っ歯は横顔がブサイク?歯並びとEラインの関係

口ゴボでも美人はいる!でも横から見ると…

鏡や写真などで横顔の口元が出ているのを見ると、「横顔がブサイクなのでは!?」と心配になるかもしれません。

なぜ出っ歯だと横顔が変化してしまうのか、まずは出っ歯による横顔への影響とその原因を見てみましょう。

出っ歯(上顎前突)の原因と横顔のタイプ別症状

出っ歯(上顎前突)

出っ歯は、歯学用語で「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」といい、文字通り上の顎が前に突き出ている状態のことです。

横から見たときの口元が盛り上がって見える症状にはさまざまなタイプがあり、その原因は出っ歯だけではありません。

check

  • 上下両方の顎が前に出ている
  • 下顎と比べて上顎が前に出ている
  • 上顎と比べて下顎が後ろに下がっている
  • 下顎と唇が後ろに下がっていている

上下両方の顎が前に出ている

顎の骨にズレがなくても、上下の顎が前に出ているために、唇が前に出て見えるタイプです。「上下顎前突」と呼ばれます。

下顎と比べて上顎が前に出ている

典型的な出っ歯(上顎前突)のタイプです。下顎が後退しているケース・していないケースがありますが、上の前歯が下顎より前に出た形です。

上顎と比べて下顎が後ろに下がっている

歯そのものはまっすぐに生えていても、下顎の骨が後ろに下がっているために口元が出て見えるタイプです。

下顎と唇が後ろに下がっていている

下顎だけでなく、上唇も後退しているタイプです。唇から顎にかけてが下がっているため、顎がないように見えます。

あなたの横顔にあてはまるタイプはありましたか?

また、そもそもの出っ歯になる原因は、生まれつきのものもあれば、生活習慣によるものもあります。

出っ歯の原因をくわしく解説した記事もあるので、あわせて読んでみてくださいね。

軽度の出っ歯でも横から見ると口元が突出した印象に

症状が軽い出っ歯だと、正面から見たときはそれほど気にならないかもしれません。

口を閉じているとほとんど出っ歯が目立たないので、「治療するほどでもないかな」と治療に消極的な方もいると思います。

しかし横顔を見ると、口元が前方に突き出た出っ歯は目立つものです。

とくに笑ったときは歯が見えるため、出っ歯の印象が強くなってしまうんですよ。

横顔のバランスが気になる方は、まずは出っ歯の治療を検討しましょう。

出っ歯矯正をしたら横顔や顔つきは変わる?

出っ歯矯正をして横顔や顔つきが変わる可能性はあります。

とくに注目したいのは、「横顔のEライン」「笑ったときや話すときの歯の見え方」

歯列矯正は歯並びをキレイにするのを目的とした治療ですが、出っ歯を矯正することで、顔つきの印象にも良い影響が期待できるんですよ。

出っ歯改善でEラインの整った横顔美人に!

理想的なEライン

Eラインとは、横顔の美しさをあらわす基準のラインです。

横顔の鼻先から顎まで直線で結ぶことができれば、理想のEラインといわれていますが、出っ歯の方は上顎や唇が前方に出ているため、理想のEラインからは遠のいてしまいます。

そのため、出っ歯を治療して前に出すぎた唇を後方に下げることができれば、理想のEラインに近づける可能性が高くなるのです。

笑ったときや話すときの歯の見え方にも違いが

出っ歯の方のお悩みのひとつに、「ガミースマイル」があります。

ガミースマイルとは、笑ったときに歯ぐきが見えてしまう状態のことで原因はいくつか考えられますが、歯が前方に突き出ているとなりやすいため、笑うときに口元を隠すのがクセになっている出っ歯の方も少なくありません。

出っ歯を治療すれば、笑ったときや話すときに歯ぐきが目立ちにくくなり、自然な笑顔に自信が持てるようになります。

少しの出っ歯なら矯正しなくてもいい?治さないリスクは?

出っ歯には症状が軽い方もいます。

「このぐらいなら目立たないよね?」「わざわざ治療する必要はないのでは」と思っている方もいるかもしれませんが、出っ歯を放置していると、見た目がコンプレックスになりやすい以外にもさまざまなリスクがあります。

出っ歯を直さないリスク

  • 虫歯や歯周病のリスクが高まる
  • 滑舌が悪くなる
  • 奥歯に過度な負担がかかりやすい

虫歯や歯周病のリスクが高まる

前歯が突き出ていると、唇を閉じにくくなります。

すると口の中が乾燥して、口内を清潔に保つ作用がある唾液が循環しにくくなるため、虫歯や歯周病の原因菌が繁殖しやすくなります。

滑舌が悪くなる

息が漏れたり前歯を舌で押す癖がある場合が多いため、発音に支障が出ることがあります。

奥歯に過度な負担がかかりやすい

前歯で噛みにくいと奥歯で噛むことになり、そのぶん奥歯の寿命が短くなる可能性があります。

出っ歯が気になる方は、自分のお口の状態を正しく理解するためにも、まずは歯科クリニックでカウンセリングを受けてみませんか?

出っ歯の歯列矯正はどれがおすすめ?種類と費用

ワイヤー表側矯正
裏側矯正
マウスピース矯正

出っ歯を歯列矯正で治療するには、主に3つの方法があります。

いずれもメリット・デメリットがあるため、自分に合った治療法をえらぶためにも、それぞれの特徴を理解しておきましょう。

ワイヤー矯正(表側矯正)

ワイヤー矯正のブラケット

日本では広く一般的に行われている治療方法のため、「歯列矯正」というと、多くの方がこのワイヤー矯正(表側矯正)をイメージするかもしれません。

歯に「ブラケット」という小さな金具を装着し、そこにワイヤーを通した装置を使う方法です。

一人ひとりの症状や状態に合わせて歯科医師が手作業で装置を調整するため、幅広い症状に対応できる反面、装置が目立ちやすい点が気になるかもしれません。

\ワイヤー矯正(表側矯正)/

費用の目安50万~90万円程度
治療期間の目安1年~3年程度
メリット幅広い症状に対応できる細かな調整をしやすい
デメリットワイヤー装置が目立ちやすい食事や歯みがきのときに違和感を感じやすい
※2022年 自社調べ

DDデンタルクリニックグループでは、韓国の美容整形グループ「バノバギ」とタッグを組んで、出っ歯の治療だけでなく、整ったEラインも同時にめざせる治療を提供中。

銀色のワイヤーを目立ちにくいホワイトワイヤーに変更することも可能です。

横顔に自信が持てないとお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ワイヤー矯正(裏側矯正)

裏側矯正

ワイヤー装置を、歯の裏側に装着する治療法です。

外見では矯正中であることがほとんどわからないため、治療していることを知られたくない方にも人気です。

一方で、直接目で見ることが難しい歯の裏側に装置を取り付けるため、歯科医師の高度な技術を要し、治療費が高額となります。

\ワイヤー矯正(裏側矯正)/

費用の目安90万~140万円程度
治療期間の目安1年半~3年程度
メリット外見では矯正中であることがほとんどわからない唾液が循環しやすいため虫歯リスクが少ない
デメリット治療費が高額となる慣れるまで違和感を覚えやすい
※2022年 自社調べ

DDデンタルクリニックグループでは、従来の裏側矯正とは異なる新しい裏側矯正「ブラーバ矯正」を提供しています。

ブラーバ矯正はアメリカ生まれの治療法で、ワイヤー装置ではなく、独自の技術を使った「カスタムアーム」を歯1本1本に装着します。

また、途中で装置の調整が必要ないため、効率よく歯に力をかけ続けられるのも魅力です。

マウスピース矯正(インビザラインなど)

マウスピース矯正

ここ数年人気が高まっている、透明のマウスピースを装着して歯を動かす目立ちにくい治療です。

一人ひとりの歯列に合わせたマウスピースをオーダーメイドで複数枚作成し、計画したところまで歯が動いたら次の目標とするところまで歯を動かせるマウスピースに交換する、ということを繰り返して理想の歯並びを目指します。

治療できる歯列の範囲はマウスピースのブランドによって異なり、歯列全体を治療する「全顎矯正」と、前歯を中心に治療する「部分矯正」の2種類があります。

\マウスピース矯正/

全顎(全体)矯正部分矯正
費用の目安40万~100万円程度20万~45万円程度
治療期間の目安1年~3年程度2ヶ月~1年半程度
※症状や治療範囲による
メリット矯正していることを周りに気づかれにくい費用が比較的リーズナブル
デメリット症状によっては適応とならない可能性があるマウスピースの洗浄や装着時間の管理などが必要
※2022年 自社調べ

DDデンタルクリニックグループでは、全顎矯正に対応できる「インビザライン」と、気になる前歯の数本を治療できる部分矯正の「キレイライン矯正」の2つのマウスピース矯正ブランドを提供しています。

出っ歯の症状が重い方も、少しだけ出っ歯が気になる方も、まずはお気軽にご相談ください。

「どのくらいの出っ歯なら部分矯正でできるの?」と思った方は、部分矯正で対応できる例と対応できない例を紹介した記事があるので、ぜひ読んでみてくださいね。

なお、出っ歯の治療方法は、歯列矯正以外にも外科手術(骨切り手術・セットバック手術)などの方法もあります。

どのような治療方法が適しているかは、レントゲンや歯科医師による診察をしたうえで判断するので、まずは初回カウンセリングで相談してみましょう。

【Q&A】出っ歯の矯正を検討するなら知っておきたい疑問

最後に、出っ歯の矯正を考えている方に知ってほしい「分割払い」「クリニックを選ぶポイント」について解説します。

出っ歯の矯正費用は分割払いもできる?

出っ歯の矯正費用を分割払いする方は少なくありません。

どのような支払方法に対応するかはクリニックにより異なりますが、歯列矯正の治療費の支払い方法には、現金一括払いのほか、クリニック独自の分割払い、デンタルローン、クレジット払い、銀行振込、電子マネーなどがあります。

このうちデンタルローンは、一般的なローンより金利が低く設定されていることが多いです。

分割で払いたい方は、総支払額を比較検討したうえで選ぶとよいでしょう。

矯正歯科で横顔の悩みまで相談できる?

歯並びも気になるし横顔も気になる……という方は、横顔のEラインなど、審美的な面も考えた治療を行っているクリニックを選ぶのがおすすめです。

一般的な歯列矯正は歯並びを整えることが中心ですが、DDデンタルクリニックグループでは、韓国の美容整形グループ「バノバギ」と提携して、出っ歯の治療をしつつ、整ったEラインをめざす治療を提供しています。

横顔のラインでお悩みの方は、ぜひDDデンタルクリニックグループにご相談ください。

歯列矯正は新しい魅力を引き出すカギ!美しい横顔をめざそう

横顔が気になりやすい出っ歯は、歯列矯正で治療が可能です。

正面から見ると目立ちにくい出っ歯も、横顔を見るとけっこう気になるものですよね。

あなたも自分の横顔を見て、「ブサイクかも!?」と残念な気持ちになったこともあるかもしれませんが、日本で長い治療実績のあるワイヤー矯正や、透明で目立ちにくいことで人気のマウスピース矯正などで横顔美人をめざせますよ。

DDデンタルクリニックグループでは、初回のカウンセリングと精密検査を無料で行っています。

あなたの歯並びの状態や治療する場合の費用と期間の見込みもご説明するので、まずはお気軽に話を聞きにいらしてくださいね。

※予約完了画面でLINE友だち登録をしていただき、初回検診のご来院時に受付でクーポンをご提示いただくと、初回検診料が無料となります。会計時にクーポンをご提示いただけなかった場合は、通常の初回検診料が発生します。

※本記事は2025年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。

関連記事一覧