Eラインは歯の矯正で治る?メスを使わない口ゴボ治療の費用と効果
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Eライン(イーライン)とは、横顔における鼻先から顎先を結んだ線を指し、「美しい横顔の基準」とされています。
顔の下半分は、顔全体の印象に大きく影響することなどから注目を集めているEラインですが、日本人は骨格的な理由で口ゴボになりやすく、理想のEラインを持つ人は少ないとされています。
この記事では、歯の矯正でEラインをめざす方法や、気になる費用などをくわしく解説していきます。

矯正歯科治療で理想のEラインをめざすには?
Eラインを乱している原因が出っ歯など歯並びにある場合には、矯正歯科治療で口元の突出感を改善することにより、理想のEラインをめざせます。
しかし、Eラインが崩れる原因は歯並びだけでなく、骨格や日常的な癖などさまざま。
この項目では、「私の場合は歯列矯正で理想のEラインをめざせるのかな?」と悩んでいる方に向けて、Eライン矯正の基本や、Eラインと歯並びの関係について解説していきます。
基本を知ろう!「Eライン矯正」ってなに?

美しい横顔とは、鼻先と顎先を結ぶ「Eライン」に唇が触れない、もしくは少し内側にある状態が理想とされています。
口元の突出(口ゴボ)は、Eラインを崩す原因となり、横顔だけでなく、顔全体の印象にも大きな影響を与えます。
そのためEラインが崩れていることにコンプレックスを抱える人は、決して少なくありません。
Eライン矯正とは、横顔を美しく整えるために、Eラインに沿って歯並びを改善する治療の総称です。
「口ゴボ矯正」とも呼ばれ、おもに出っ歯や受け口を改善させることにより、Eラインを整えます。
Eラインを整える方法は、美容整形による外科的アプローチと歯列矯正の2つの選択肢があります。
外科的治療は効果が早い一方で、身体的に大きな負担をともないます。
ヒアルロン酸や糸を使ったプチ整形もありますが、永久的な効果は得られません。
一方、今回の記事でくわしく解説していく矯正歯科治療なら、外科的治療と比較すると負担が少なく、より自然な方法で半永久的な効果をめざせることが大きなメリットです。
◆「Eラインの基準やセルフチェック方法のことをもっとよく知りたい!」という方は、Eラインについてくわしく解説している記事もぜひ読んでみてくださいね。

Eラインが乱れる原因と歯並びの関係
Eラインが乱れる直接的な原因は「口ゴボ」ですが、その根本となる「口ゴボになっている原因」はさまざまです。
代表的な原因である出っ歯や受け口といった歯並び以外にも、皮膚や唇など口周りの軟組織の厚みや、口呼吸や舌で歯を押す癖など日常生活における悪習慣も口ゴボの原因となります。
◆ 口ゴボの根本原因に対して適切な改善策を選ばなければ、Eラインの改善にはつながりません。口ゴボの原因についてくわしく解説している記事を参考に、根本原因を探ってみましょう。
歯の矯正をしてもEラインができないのはなぜ?
矯正歯科治療でEラインの改善が期待できるのは、おもに歯並びが前に突出しているケースや抜歯矯正をおこなった場合においてです。
一方で、Eラインが乱れている原因が「鼻の低さ」や「唇の厚さ」にある場合には、矯正歯科治療だけでの変化は期待できません。
また、同じ口ゴボでも、もともとの歯並びの乱れ度合いによって、実感できる変化にも差が生まれます。
◆ あるいは、出っ歯じゃないのに口が出ているというケースもありますので、その点について解説している記事も参考にしてください。
理想のEラインをめざすためには、矯正歯科治療も視野に入れ、歯科医師によるカウンセリングなどを受け、根本原因を正しく把握することが重要です。

Eラインになるための歯列矯正方法4つ

矯正歯科治療でEラインを整える方法は、ワイヤー矯正かマウスピース矯正があり、さらにいくつかの方法に細かく分けることができます。
どの方法も、Eラインを整えるのに有効ですが、それぞれの特徴や向いている人が異なります。
ここでは、表側ワイヤー矯正・口ゴボ治療(ワイヤー矯正)・裏側ワイヤー矯正・マウスピース矯正の4つの方法についてメリットやデメリットも含めてくわしく解説していきます。
表側ワイヤー矯正

表側ワイヤー矯正は、金属のブラケットを歯の表面に装着し、ワイヤーを通して歯を動かす方法です。
ほとんどの歯並びに対応できるほど適応する症状の範囲が広い点点がメリットです。
一方で、歯の表側に矯正装置をつけるため、見た目を気にする方にはデメリットとなることも。
表側ワイヤー矯正は、重度の歯並びの乱れを効果的に治したい方や、少しでも早く効果を実感したい人におすすめです。
口ゴボ改善に特化した「口ゴボ治療(ワイヤー矯正)」

DDデンタルクリニックでは、美しいEラインをめざすために、口ゴボ改善に特化したワイヤー矯正を提供しています。
韓国ソウルのバノバギ美容外科と提携し、韓国の先端デジタル技術を用いて、口ゴボ特有の問題を治療し、垢抜けをめざせる点が魅力です。
※骨格に問題がある歯並びは、矯正歯科治療のみでは矯正が困難な場合があります。
裏側ワイヤー矯正

裏側ワイヤー矯正は、歯の裏側にブラケットを装着する方法で、表側ワイヤー矯正と同じく複雑な歯並びの乱れにも適しています。
表側ワイヤー矯正と比べて、矯正器具がほとんどめだたないことや、むし歯リスクが低いことなどがメリットです。
一方、装置の取り付けに高い技術が必要なことにより、表側ワイヤー矯正よりも費用が高額になるデメリットがあります。
DDデンタルクリニックでは新技術の「ブラーバ矯正」を導入しており、従来の裏側矯正よりも歯への負担を抑えた裏側矯正として、リーズナブルな価格で提供しています。

Eライン矯正で裏側ワイヤー矯正を視野に入れている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着し、少しずつ力を加えて歯を動かしていく矯正方法です。
目立ちにくいことに加え、取り外しも可能であるため、食事や歯磨きがしやすく、口腔衛生を保ちやすいというメリットがあります。
ただし、決められた装着時間を守らないと治療効果が出にくい点や、適応できない症状がある点などには注意が必要です。
DDデンタルクリニックでは、マウスピース矯正のインビザラインやキレイラインを取り扱っており、症状やご要望にあわせて適切な治療法を選択できます。

Eライン矯正の費用や治療期間は?

Eライン矯正の費用は治療方法によって異なりますが、一般的にはワイヤー矯正で50万円~140万円程度、マウスピース矯正なら40万円程度からが目安です。
治療期間については費用よりも個人差が影響するものの、最短6ヶ月程度が目安となるでしょう。
この項目では、費用と治療期間の目安を解説していきますので、予算やスケジュール立ての参考にしてください。
治療方法別の値段の目安

Eラインを含めた横顔の改善に特化したDDデンタルクリニックは、LINEお友達登録で初回検診を無料で実施中。
自分では分からない顎の状態まで確認することができ、治療への具体的なイメージを持ちながら不安や疑問を解消できる内容ですので、気軽に受けてみてくださいね。
※予約完了画面でLINE友だち登録をしていただき、初回検診のご来院時に受付でクーポンをご提示いただくと、初回検診料が無料となります。会計時にクーポンをご提示いただけなかった場合は、通常の初回検診料が発生します。
矯正期間の目安

ある程度の目安が立てられる費用とは異なり、治療期間については症状によって大きな差が生まれます。
ご自身の歯並びを改善し、理想のEラインにするためにどれくらいの治療期間がかかるのかについては、歯科医師に診断してもらいましょう。

Eライン矯正についてのよくある質問【Q&A】

Eライン矯正に関して多くの方が疑問に思うポイントをまとめて解説します。
抜歯の有無を含めた治療の選択肢や気になる医療費控除について、一般的に理想とされるEラインの目安にも触れていきますので、ぜひ参考にしてください。
矯正で口元を引っ込めるには抜歯が必要ですか?
矯正歯科治療では、症状によっては抜歯が必要なケースもあります。
Eライン矯正においては、出っ歯や受け口など前歯が大きく突き出ている症状のときなどに、歯を後ろに下げるスペースを作るために抜歯をおこないます。
前歯以外でも、歯を移動させるスペースがない場合には、抜歯が必要です。
一般的に前から数えて4番目または5番目の小臼歯を1本~4本抜歯することが多いです。
抜歯が必要かどうかは、自分で鏡を見ただけでは分かりません。
ご自身の歯並びに合った最適な治療方針を知るためにも、歯科医院でしっかりと相談することが大切です。
日本人の平均的なEラインは?
日本人の平均的なEラインは、欧米人に比べると口元がやや前に出ている傾向があります。
骨格的な特徴として、鼻が低めで顎が小さい傾向があるからです。
そのため口元がEラインの内側に入ることが理想とされるEラインも欧米とは異なり、日本人なら「Eライン上に唇がわずかに触れる」までが理想的とされています。
◆ Eラインの作り方についてくわしく解説している記事もありますので、あわせて参考にしてくださいね。
歯列矯正は医療費控除でいくら戻りますか?
医療費控除額の計算方法は、以下のとおりです。

医療費の合計額は、対象となる年の1月1日から12月31日までのあいだに支払った金額となります。
実際の戻り額は所得税率によりますが、たとえば30%の税率の方であれば、医療費控除額の30%程度が還付されることになります。
また、医療費控除の対象となるのは、噛み合わせの改善目的や発音の改善など、医療目的での矯正歯科治療です。
そのため基本的に審美目的のEライン矯正の場合には、医療費控除の対象とはなりません。
しかし、歯並びが生活に支障をきたす、あるいは機能面にマイナスな影響を与えていると診断された場合には、医療費控除の対象となる可能性も。
いずれにしても、歯科医師による診断が必要となるため、カウンセリング時に医療費控除についても相談してみてくださいね。

Eライン矯正で横顔に自信をつけよう

Eラインを整えることで、パッと目を惹く華やかな横顔を手に入れることができます。
とくに口ゴボで悩んできた方は、Eライン矯正を受けることによって、コンプレックスの解消とともに、嚙み合わせなどの問題の改善も期待でき、機能面にもポジティブな影響を与えるでしょう。
DDデンタルクリニックでは、無料の初回カウンセリングを実施しており、患者様の歯並びに最適な治療プランを提案しています。
理想のEラインを目指す第一歩として、ぜひお気軽にご相談ください!
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※本記事は2025年2月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。