ブラーバ矯正は治療期間が短い?裏側矯正なのに短期間で終了する革新的な理由
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ブラーバ矯正は短期間で治療終了をめざせる裏側矯正です。
周りの人にほとんど気づかれないほど目立ちにくく、しかも治療期間は最短9ヶ月!
その秘密は、ワイヤー矯正ともマウスピース矯正とも異なる、新しい矯正装置にあります。
ブラーバは途中でワイヤーを調整したり、マウスピースを新しいものに交換したりする必要がないので、従来の裏側矯正より治療期間を抑えやすいんですよ。
今回はブラーバ矯正を取り扱うDDデンタルクリニック運営スタッフが、ブラーバ矯正はなぜ治療期間を抑えやすいのか?その理由としくみについてわかりやすく解説していきます。
結婚式や大事なイベントを控えている方も、ぜひ読んでみてくださいね!
※この記事においての裏側矯正ブラーバの治療期間・最短期間は、歯を動かす期間(動的治療期間)についてであり保定治療期間は含みません。
裏側矯正ブラーバの治療期間の目安・最短期間は、患者様の症状によって異なります。
矯正歯科治療の治療期間には個人差がありますので、あくまでも目安とお考えください。
ブラーバ矯正の治療期間は?
ブラーバ矯正は、多くの方が9ヶ月~1年半程度(※冒頭注記)で治療を終えています。
裏側矯正は表側矯正より治療期間が長くかかるのが一般的ですが、ブラーバ矯正は従来の裏側矯正より効率よく歯を動かせるため、治療期間を抑えることが可能です。
平均的な治療期間の目安は9ヶ月~1年半程度
ブラーバ矯正の治療期間の目安は、おおむね9ヶ月~1年半程度(※冒頭注記)です。
まずはブラーバ矯正と他の歯列矯正の治療期間の目安を一覧で見てみましょう。
歯列矯正にかかる期間は、患者様の症状の重さや歯の動きやすさなどによっても大きく変動します。
これより治療期間が前後する可能性もありますが、ブラーバ矯正は従来の歯列矯正より治療期間を抑えやすい治療法です。
なお、ブラーバ矯正の治療期間とは、ブラーバの装置をつけ始めてから動的治療が終わるまでの期間のことをいいます。
歯を動かす動的治療が終わった後は、歯列を保定するリテーナーを装着する期間も必要です。
これはブラーバに限らずどんな矯正方法でも同じです。
最短なら9ヶ月という症例も!
ブラーバ矯正の治療期間は、最短9ヶ月です。
通院回数も従来の裏側矯正より少なく、6~12回程度が目安。(※1回の治療(約9ヶ月)で必要な通院回数の目安です。)
このように治療期間を抑えた治療が可能なのは、独自に開発した矯正装置に秘密があります!
ブラーバ矯正の装置は、歯1本1本に独立して装着する形になっており、それぞれの歯に適した力を加えられるしくみ。
1本1本の歯を効率よく動かせるので、ワイヤーで連結する従来の矯正装置より治療期間を抑えやすいんですよ。
◆ 実際にブラーバ矯正で治療した方の期間や費用を見てみませんか?こちらの記事でブラーバの症例を紹介しています!
ブラーバ矯正の治療期間が短い2つの大きな理由
ブラーバ矯正は従来の裏側矯正より治療期間を抑えやすい治療法です。
なぜブラーバが効率よく治療できるのか、主な2つの理由を解説します。
【1】歯を1本ずつ最終位置までコントロールできる
ブラーバ矯正は歯を連結せずに、歯1本ずつに独立した装置を装着します。
歯それぞれについた装置が最終的に目的とする位置までの動き方をインプットしているため、一度の装着で治療終了までの歯の移動をコントロールできます。(※1)
一方で、ワイヤー矯正やマウスピース矯正は、定期的に装置の調整や交換が必要です。
ワイヤー矯正は定期的な調整が必要
広く一般的に行われているワイヤー矯正は、曲げられたワイヤーが元に戻ろうとする力を利用して歯を動かす治療法です。
歯の表面に「ブラケット」という小さな金具を装着し、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を移動させるため、定期的にワイヤー装置を調整する必要があります。
マウスピース矯正は定期的な交換が必要
目立ちにくいことで人気のマウスピース矯正は、歯列を覆うマウスピースを装着します。
マウスピースは、少し歯が動いた未来の歯列に合うように作られており、このズレを利用して歯を移動させるしくみです。
少し歯が動いたら次の目標まで歯を動かせるマウスピースに交換し、これを何度か繰り返して理想の歯並びを目指します。
ブラーバ矯正は装置に治療終了まで調整・交換の必要がない(※1)
ブラーバ矯正の装置は、歯を動かすための力や角度などを細密に計算し、継続して力をかけられるようにインプットされています。
最終的に目的とする位置まで断続的に歯を動かせるように設計されているので、装置を調整したり交換したりする必要がありません。(※1)
歯に大きな負担がかかりにくい点や、ほかの矯正方法と比べて通院回数が少なく、さまざまな症状に対応している(※2)ところも注目しておきたいポイントです。
※1:症状や歯の動き、装置の破損などにより、一度の装着で治療が終了とならない場合もあります。
※2:手術が必要な重症例の場合は、治療の適応外となります。
【2】精密なシミュレーションを可能にした先進テクノロジー
ブラーバ矯正では、「ブリウスプランナー」という独自に開発した治療計画作成システムを活用しています。
このシステムは先進テクノロジーを積極的に活用しており、歯が動く様子を精密にシミュレーションできるため、歯科医師が治療計画を作成するのに活躍します。
また、患者様にもシミュレーションで歯が動く様子をお見せしているので、最終的になりたい歯並びや治療中の歯が動く様子をイメージするのにも役立ちますよ。
治療を始める前にシミュレーションを見ながら説明するので、気になるところがあれば遠慮なくご質問ください。
※必ずシミュレーション通りになるとは限りませんので、あくまで「ご参考の範囲」に とどめていただくようお願いします。
◆ ブラーバ矯正についてもっと詳しく知りたい!という方はブラーバの特徴や効果などをまとめた記事をごらんください。
ブラーバ矯正をもっと知るための質問集【FAQ】
ブラーバ矯正の治療期間について解説してきましたが、ほかにも気になることはありませんか?
ここでは、多くの方から寄せられる質問への回答を紹介します。
抜歯をするとブラーバ矯正の期間は長くなりますか?
抜歯をすると、空いた隙間が埋まるまでに多少の時間がかかります。
抜歯をするのは、歯を動かすスペースが足りない場合がほとんどで、ブラーバ矯正に限らず、どの歯列矯正の方法でも抜歯をする可能性はあります。
時間がどのぐらいかかるかは、患者様の歯の動き方や症状、追加治療の有無などによっても異なりますが、一例として、4本抜歯をして1年3ヶ月で治療を終了された方の症例画像を紹介します。
再診料や追加治療もあわせて参考にしてくださいね。
【症例全体にかかる注記】
※お写真は患者様の許可を得て掲載しています。
※治療回数を元に最新の料金を、期間は実際にかかった治療期間を記載しています。
※上記に記載している費用以外に、初回検診料5,500円(税込)および来院1回につき5,500円(税込)の再診料、リテーナー費用22,000円~44,000円(上下・税込)が別途発生します。
※治療中は約6~8週間ごとにご来院いただきます。来院回数は歯科医師の判断により異なる場合があります。
※患者様のご要望や症状により医師の判断のもと追加治療(抜歯、IPR、顎間ゴムなど)を行う場合もあります。各追加治療にかかる費用は以下のとおりです。
・抜歯:8,800円(1本)
・IPR:再診料に含まれます。
・顎間ゴム:再診料に含まれます。
・虫歯治療(充填):5,500円(1本)
【主なリスク】
痛み、口内炎、発音しづらい、後戻り
症例写真に関するご不明点やご質問がありましたら、メールにてお問い合わせください。
support@dd-dentalclinic.jp
ブラーバ矯正の値段は?
DDデンタルクリニックグループでは、ブラーバ矯正を698,000円(税込767,800円)で提供しています。
ワイヤー裏側矯正(全顎)の場合は90~140万円程度が目安なので、ブラーバ矯正はリーズナブルな料金でキレイな歯並びをめざせますよ。
※自社調べ(2022年8月 国内で矯正治療を行っている210クリニックを調査)。
症状によっては、抜歯やIPR(歯の側面を削る処置)、顎間ゴムなどの追加治療が必要になる場合もあるため、別途追加料金が発生する可能性があります。
くわしくは初回検診でクリニックにご確認ください。
※保険適用外の自由診療となります。
※リテーナーは症状等により22,000円〜44,000円(税込)の別途費用が発生します。
※上記に記載している費用以外に、5,500円(税込)の初回検診料および、来院1回につき5,500円(税込)の再診料が別途発生します。
◆ ブラーバ矯正の費用について、こちらの記事でもっと詳しく紹介しています。
ブラーバ矯正のメリット・デメリットは?
ブラーバ矯正には、多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。
双方をしっかりと理解し、満足できる歯列矯正を始めましょう!
メリット
- 治療中であることがほとんどわからないほど目立ちにくい
- さまざまな症状に対応している
- 治療期間は最短9ヶ月(※冒頭注記)
- 698,000円(税込767,800円)とリーズナブルな料金で始められる
- 1本1本に適した力をかけられるので歯に負担がかかりにくい
- 装置の調整や交換が不要(※)で通院頻度が少ない
- 装置の洗浄や装着管理などの手間がない
- フロスを使って口腔ケアができる
- 歯並びが悪くなる原因である舌癖の改善が期待できる
※症状や歯の動き、装置の破損などにより、一度の装着で治療が終了とならない場合があります
デメリット
- 金属アレルギーがある方は治療できない
- 日本に上陸して間もないため、提供している歯科クリニックが少ない
- 歯の裏側に装置を装着するため、違和感や発音のしにくさを感じやすい
- 装置に食べ物が引っかかることがある
◆ ブラーバ矯正のメリット・デメリットについては、こちらでさらにくわしく解説しています。
ブラーバ矯正ができるクリニックは?
ブラーバ矯正はアメリカで誕生した裏側矯正の装置です。
日本に上陸したのは2023年なので、まだ国内で提供しているクリニックは多くありません。
日本で初めてブラーバ矯正の提供を始めたのはDDデンタルクリニック。
興味がある方は、日本各地でブラーバ矯正を提供しているDDデンタルクリニックグループの歯科クリニックにご相談ください。
◆ お近くのDDデンタルクリニックグループの歯科クリニックはこちらから検索できます。
あなたもブラーバ矯正で理想の歯並びを叶えませんか?
ブラーバ矯正は、従来のワイヤー裏側矯正より治療期間を抑えやすい治療です。
治療期間の目安は9ヶ月~1年半程度(※冒頭注記)と比較的短く、さらに料金は698,000円(税込767,800円)とリーズナブル。(※1)
装置の調整や交換のために通院する必要がない(※2)ので、治療期間中の通院頻度が少ないのも魅力ですよ。
また、ブラーバ矯正には、このほかにも
- 装置が目立ちにくい
- 症状が重い場合も相談できる
- 歯に負担がかかりにくい
- 装置の自己管理が必要ない
など、多くのメリットもあります。
あなたはどのような歯並びをめざしたいですか?
DDデンタルクリニックの初回検診では、シミュレーション画像を見ながら相談ができますよ。
ぜひお気軽に話を聞きにいらしてくださいね。
※1ブラーバの装置料金には、別途、初回検診料、再診料、リテーナー費⽤、必要に応じて追加治療の費用がかかります。
※2症状や歯の動き、装置の破損などにより、一度の装着で治療が終了とならない場合があります
※本記事は2024年11月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。