【キレイライン矯正】治療期間の目安は?長引かせないためにできることを紹介
目次
「何年も矯正装置をつけたまま生活する自信がない…」
「私の歯並びだと、どのくらいの期間かかるんだろう?」
「矯正したいけど、なるべく早く終わらないかな」
と、歯列矯正に興味はあるけれど治療期間について気になる、という方は多いでしょう。
キレイライン矯正は、前歯を対象とした部分矯正です。
歯に最適な力がかかるように、歯科医師の指示のもと国家資格を持つ歯科技工士がマウスピースをデザイン。
一般的な歯列矯正よりも短期間での治療を可能にし、「矯正治療には時間がかかる」というイメージを変えました。
今回は、キレイライン矯正の治療期間の目安や、期間に影響を与える要因、また治療を長引かせないためにできることをご紹介します。
キレイライン矯正の治療期間
まずは、キレイライン矯正の具体的な治療期間と、治療期間に影響を与える要因についてご説明します。
目安期間は約2.5ヶ月~1年
キレイライン矯正の治療期間の目安は約2.5ヶ月~1年度です。
この治療期間とは、マウスピースを実際につけ始めてから、歯を動かす治療が終わるまでの期間を指します。
※治療期間には個人差があります。
※5回コース、追加治療なしで治療した場合の最短治療期間です。
※保定治療期間は含みません。キレイライン矯正に限らず、すべての矯正歯科治療において、治療終了後は後戻りを防ぐため保定治療が必要です。
では、マウスピースはいつからつけることができるのでしょう?
キレイライン矯正では、まず初回検診を受ける必要があります。
初回検診では次のようなことを行います。
- レントゲン/CTスキャン/セファロ等撮影(*)
- 歯並び・咬み合わせ・お顔の写真撮影
- キレイライン矯正が適応するかの診断
- (適応の場合)詳しい治療方法の説明
- 治療にかかる費用や期間の提示
*: 提携クリニックにより設備が異なります。また、適応と判断された患者様にのみレントゲン撮影を行うクリニックもあります。
※初回検診では、症状等により正確な治療回数を提示できない場合もあります。
※初回検診や治療の流れは各提携クリニックによって異なる場合があります。
適応と判断されると、最速の場合はその場で契約へ進むことができますが、マウスピースを製作するのにそこから最短で3週間ほどかかります。
つまり、初回検診の日にすぐキレイライン矯正が始められるわけではなく、マウスピースの出来上がりを待ってから矯正スタートです。
ちなみに、一般的にマウスピース矯正やワイヤー矯正の治療期間の目安は2ヶ月〜3年といわれています。
治療範囲によっても矯正期間は大きく変わりますが、キレイライン矯正の治療期間は約2.5ヶ月~1年と比較的短めであることがわかりますね。
※治療期間には個人差があります。
※5回コース、追加治療なしで治療した場合の最短治療期間です。
※保定治療期間は含みません。キレイライン矯正に限らず、すべての矯正歯科治療において、治療終了後は後戻りを防ぐため保定治療が必要です。
治療期間に影響を与えるものとは
キレイライン矯正の治療期間の目安は約2.5ヶ月~1年ですが、人によって治療期間が短い人もいれば、長い人もいます。
※治療期間には個人差があります。
※5回コース、追加治療なしで治療した場合の最短治療期間です。
※保定治療期間は含みません。キレイライン矯正に限らず、すべての矯正歯科治療において、治療終了後は後戻りを防ぐため保定治療が必要です。
治療期間に影響を与える可能性のある要因には、次のようなものがあります。
- 治療中の歯の動き
- 通院のタイミングや頻度
- マウスピースを交換するタイミング
- 一日の装着時間(20時間以上)を守っていたか
①治療中の歯の動き
治療中の歯の動きには個人差があります。
例えば、新陳代謝が活発だと歯が動きやすい傾向にあります。
代謝は年齢とともに低下しますので、一般的に年齢が上がるほど治療期間が長引きやすいと言えるでしょう。
②通院のタイミングや頻度
「予約した日に用事ができてしまった」
「仕事が忙しくてなかなか予約ができない」
など個人的なスケジュールの都合で通院のタイミングを逃してしまうと、治療期間が延びてしまいます。
また、追加治療の有無や契約内容によっては、通院の回数が増えるなどして治療期間が長引くこともあります。
③マウスピースを交換するタイミング
- 治療する回数
- 拡大床(※)など追加治療の有無
などによってマウスピースを交換するタイミングが異なります。
キレイラインを何回するか、追加治療をするかどうかは歯科医師が歯の状態を診察したうえで判断します。
※拡大床はキレイライン矯正による矯正歯科治療の一環ではなく、患者様のご要望や症状により歯科医師の判断のもと行われるクリニックによる追加治療です。詳細は提携クリニックに直接ご確認ください。
④一日の装着時間(20時間以上)を守っていたか
一日20時間以上の装着時間を守らなければ、歯が動きにくくなり、その分治療期間が延びてしまう可能性があります。
マウスピースは簡単に着脱できるために、ちょこちょこ外して装着時間が短くなってしまう恐れがありますので、注意してください。
実際にキレイライン矯正でどれくらいかかった?【症例紹介】
初回検診に行く前に「自分くらいの歯並びだといったいどれぐらいの治療期間が必要なのか、イメージだけでも知りたい!」という方へ、治療期間の参考になりそうな症例写真をキレイラインからお借りしました。
ただし、症状などによって治療回数や期間には個人差がありますので、あくまでも参考程度に見てくださいね。
※準備中※
矯正歯科治療が終わった後は保定治療がある
歯を動かし終わって歯並びがきれいになっても、矯正治療はそこで終了ではありません。
その後、ワイヤー矯正、マウスピース矯正という矯正の種類にかかわらず、すべての矯正歯科治療には「保定治療」が必要です。
保定治療とは
保定治療とは、矯正で動かした歯の位置をその場所でしっかり固定をする期間のことです。
なぜ保定治療が必要かというと、マウスピースやワイヤーを使って移動させた直後の歯はとても不安定で動きやすい状態になっており、元の場所へと戻ろうとしてしまうためです。
保定治療中は「リテーナー」と呼ばれる保定装置を使って、歯が元に戻らないように固定します。
キレイライン矯正のリテーナーは2種類あります。
- マウスピース型
- ワイヤー型
※耐用期間は素材メーカー調べ。使用状況により12ヶ月程度で再製作が必要になる場合もあります。変形・破損が生じた場合は、お早めに新しいリテーナーの再製作をおすすめします。再製作は6,600円(税込)~となります。マウスピース型リテーナーの再製作費用は、提携クリニックによって異なります。
※歯石や虫歯によるリスクを防ぐため、3ヶ月毎の歯のクリーニングならびに3年毎のワイヤー型リテーナーの交換(いずれも有料)を必ず行ってください。
マウスピース型は食事と歯みがきの時に取り外しが可能です。
ワイヤー型は患者様自身では取り外しできず、24時間付けっぱなしにするタイプのリテーナーです。
お口の状態やライフスタイルに合わせて、どのリテーナーがいいかを歯科医師と相談して決めていきます。
どの方法で矯正をしても保定は欠かせない
キレイライン矯正に限らず、ワイヤー矯正や他のマウスピース矯正治療でも保定治療は必要です。
矯正後に歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防ぐためには、リテーナーをなるべく長期間、できれば一生つけることが望ましいと言われています。
特に矯正装置を外した直後は最も歯が元の位置に戻りやすいといわれる時期なので、忘れずにリテーナーをつけてください。
キレイライン矯正の保定治療期間について
キレイライン矯正では矯正装置が外れた後、1年間は1日20時間以上のリテーナーの装着をしなければいけません。
歯に後戻りが見られなければ2年目以降は就寝時を含めて8時間以上の装着をするようにしてください。
また、保定治療中の通院については、リテーナーを受け取ってから半年後にリテーナーチェックを行うために通院をし、その後は半年おきの通院をおすすめしています。
※保定治療中の診療には、再診料が発生します。
保定治療中は矯正中に比べて通院間隔が長くなりますので、もし異常を感じる場合はすぐに歯科医師に相談するようにしてください。
保定治療中にはリテーナが壊れたり、ゆがんだりなどのトラブルが起こる可能性があります。
キレイライン矯正の治療を長引かせないためにできること
歯の動くスピードを早めることはできないものの、治療を長引かせず、なるべく想定している治療期間で終わらせるためにできることがあります。
①装着時間を守る
一日の装着時間は必ず守るようにしてください。
キレイライン矯正では1日20時間以上のマウスピースの装着をしなければいけません。
予約の関係で次の通院までに時間が空いてしまう場合は、最後に使用したハードのマウスピースを20時間以上装着するようにしてください。
装着時間を守らない場合、治療期間が延びてしまうことがあります。
②虫歯や歯周病にならないようケアをしっかり行う
歯みがきなどのセルフケアをしっかり行うようにしてください。
キレイライン矯正中にむし歯や歯周病になってしまうと、一度矯正治療を中断し、むし歯・歯周病治療を優先しなければいけなくなる恐れがあります。
その分、歯列矯正治療の期間が長くなってしまいますので、セルフケアは怠らないようにしてください。
おすすめのケア方法は、歯ブラシ以外にも歯間ブラシやフロスなどを使用することです。
歯ブラシだけでは取りきれない細かい汚れを落とすことができます。
薬局やドラッグストアなどでも簡単に手に入るので、ぜひ試してみてください。
③マウスピースの破損・変形・紛失に気を付ける
マウスピースが破損・変形したり紛失してしまった場合には、マウスピースを作り直す必要があり、新しいマウスピースが手元に届くまで3週間程度時間がかかってしまいます。
マウスピースを装着したままの飲食や強い歯ぎしり・食いしばりが原因で破損したり変形したりする恐れがあるため、取り扱いには注意しましょう。
マウスピースを取り外す際には専用のマウスピースケースで保管してください。
ティッシュやハンカチなどに包んで保管するとゴミと一緒に捨ててしまう恐れがあります。
キレイライン矯正では契約された方全員がマウスピースケースをもらえるので、そちらをご活用くださいね。
マウスピースを破損・紛失した場合は速やかに歯科医師に相談し、治療を長引かせたくないからといって壊れたマウスピースをそのまま使うことは避けてください。
具体的な治療期間を知るために初回検診へ行ってみよう!
キレイライン矯正の治療期間の目安は約2.5ヶ月~1年(※)です。
治療期間は歯並びの症状やひとりひとりのお口の状態によって異なりますので、まずは初回検診で検査・診察を受けてみませんか。
※治療期間には個人差があります。
※5回コース、追加治療なしで治療した場合の最短治療期間です。
※保定治療期間は含みません。キレイライン矯正に限らず、すべての矯正歯科治療において、治療終了後は後戻りを防ぐため保定治療が必要です。
また、歯が動くスピードを変えることはできませんが、治療を長引かせないためには次のようなことに気をつけてみてください。
- 装着時間を守る
- 虫歯や歯周病にならないようケアをしっかり行う
- マウスピースの破損・変形・紛失に気を付ける
具体的な治療期間を知りたいという方は、キレイライン矯正の提携医院で相談してみてください。
「私の歯並びを治すのに、どのくらいの期間治療が必要?」
「そんなに長い期間かからずに矯正できたらいいな」
そんな疑問や不安を、初回検診でぜひご相談ください。
その場で契約せずに自宅に持ち帰ってで一度ゆっくり検討することもできますので、ぜひお気軽に初回検診に初診予約をしていらしてみてくださいね。
※本記事は2024年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。