キレイライン矯正中の食事で注意したい5つのポイント!外食時に役立つ情報も紹介
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キレイライン矯正は、前歯を対象としたマウスピース矯正。
自分で取り外し可能なのが魅力のひとつです。
※1日20時間以上の装着が必要です。
しかし、治療中は「食べるものを選ばないといけないの?」「外食に行っても大丈夫?」などの食事についての不安はありませんか?
キレイライン矯正の治療中でも食事のときには自分の好きなものを食べられて、ストレスを抑えながら治療ができれば嬉しいですよね。
今回は、キレイライン矯正中の食事に関して気をつけるべきことや、外食時に役立つ情報などをご説明します。
キレイライン矯正中の食事で気をつけるべきポイント5つ
キレイライン矯正で治療中であっても、これまで通り食事をすることができます。
しかしそのためにはいくつか守らなければいけないポイントがあります。
治療をスムーズに進めるためにも、以下の注意点を守って食事を楽しんでください。
1.食事・間食するときは必ずマウスピースを外そう
食事の際は必ずマウスピースを外すようにしてください。
マウスピースを装着したままで硬い食べ物を噛むと、マウスピースが壊れてしまう可能性があります。
それ以外にも、マウスピースをつけたまま食事をとり、食べカスがマウスピースと歯の間に入ってしまうとむし歯になりやすい環境を作ってしまいます。
食べカスに含まれる糖分がむし歯の原因となる細菌を増やすので、むし歯や歯周病となるリスクが高まってしまうのです。
マウスピースをつけたままの食事は、マウスピースのためにも歯の健康のためにもよくありません。
キレイライン矯正の治療中は、マウスピースを外せば普段通りに食事ができます。
ただし、外したマウスピースは紛失などを防ぐため、マウスピースケースに保管するのがおすすめです。
特に外食時は、マウスピースをそのまま鞄に入れると重い荷物に潰されて壊れてしまったり、ゴミと間違えて捨ててしまったりする恐れがあります。
キレイライン矯正を始めると専用のマウスピースケースをもらえるので、ぜひ活用しましょう。
2.ゼリーや飴、ガムなどもマウスピースを外してから口に入れよう
ゼリーやガムなどの柔らかいものや、噛まずに舐める飴などはマウスピースを傷つけないから大丈夫だと感じる人もいるかもしれませんが、基本的に何かを口に入れる時はマウスピースを外すようにしてください。
ガムや飴は粘着性が高いため、マウスピースにくっついてしまう恐れがあります。
また、これらは糖分を含む場合もあるので、むし歯や歯周病の原因にもなります。
矯正期間中にむし歯ができてしまうと、虫歯治療のために矯正治療を中断しなければいけないというケースも。
矯正期間が伸びてしまうことも考えられます。
「噛まないから大丈夫」「柔らかいから心配ない」と思わず、ゼリーやガム、飴を食べる時もマウスピースを外しましょう。
3.マウスピース装着中は甘い飲み物はNG!水やぬるめの白湯を選ぼう
キレイライン矯正の治療中には食べ物だけでなく飲み物にも注意が必要です。
マウスピース装着時に飲んでもいい飲み物は
- 水
- 40度以下の白湯
- 無糖炭酸水
のみです。
コーヒーや紅茶、ワインなどの色が濃い飲み物は、マウスピースに着色してしまうリスクがあります。
また、糖分を含む飲み物である清涼飲料水や乳製品飲料などは、むし歯の原因になります。
飲み物の温度にも注意が必要です。
マウスピースは高温のお湯に触れることで変形してしまう恐れがあるため、マウスピースを装着したまま温かいものを飲むときは40℃以下の白湯にしてください。
もしもマウスピースが取り外せない時に、喉が渇いてしまった場合は、これらの飲み物を選ぶようにしましょう。
マウスピースを外さず飲んでしまったら早めに歯磨き・うがいを!
状況によっては、「マウスピースを外さずに飲み物を飲んでしまった」ということも想定できます。
もし歯みがきができる状態でなければ、一旦水で口をゆすいで汚れを落とすようにし、その後はできる限り早く歯みがきをして口の中を清潔に保つようにしましょう。
4.食事後は口腔内をキレイにしてからマウスピースを装着しよう
食事後は、必ず歯みがきやうがいをしてからマウスピースを装着するようにしてください。
せっかくマウスピースを外して食事をしたのに、食べかすが残ったままマウスピースをつけてしまうと、歯の表面に残っている食べかすをエサに細菌が増殖し、むし歯や歯周病になる可能性が高まります。
マウスピースをつけることで歯に唾液が触れにくくなり、歯の汚れや菌などを落とす自浄作用の効果も薄れてしまうので、よりむし歯のリスクを高めることにもなります。
また、きれいに磨けたと思っていても、意外と口の中には汚れが残っていることがあります。
歯ブラシにプラスしてデンタルフロスや歯間ブラシを使うと、歯と歯の間の細かい汚れも落とせます。
5.食後のつけ忘れ・小まめな付け外しに注意!マウスピースの装着時間を守ろう
キレイライン矯正は1日20時間以上のマウスピースの装着が必要です。
マウスピースを外している時間が長いと、歯が計画通りに動かなかったり、後戻りをしてしまい治療期間が長引いたりすることが考えられます。
1日4時間なら外してもいいという計算になりますが、矯正歯科治療の効果をより実感するためには、マウスピースを外している時間をなるべく少なくしましょう。
外している時間は1時間以内がベストです。
マウスピース矯正に慣れると「外でご飯を食べた後に装着し忘れてしまった」「間食をたくさんしていたら、気づけば今日は20時間以上装着できていなかった」などのケースがよく発生します。
マウスピース矯正は食事を楽しめる分、つい矯正治療中だということを忘れてしまいがちです。
治療を計画通りにすすめるためにも、1日の20時間以上の装着を守りましょう。
キレイラインの矯正中でも外食に行って大丈夫?
キレイライン矯正の治療中に、友人とのご飯や会社の飲み会に誘われたり、休日に外食をしたりする機会もありますよね。
キレイライン矯正中であっても普段と変わらず、外食に行って問題ありません。
ただし、先ほど解説したとおり食事中は必ずマウスピースを外し、歯みがきも怠らないようにしましょう。
外出先ではマウスピースを紛失してしまうリスクも高まります。
「お手洗いでマウスピースを外した時に、うっかり置きっぱなしにしてしまった…」
なんてことがないよう、着脱時は特に気をつけるようにしてください。
また、ティッシュやハンカチに包んだマウスピースを鞄の中に入れてしまうと、間違えて捨ててしまったり、紛失してしまったりする恐れがあります。
マウスピース専用ケースで保管する習慣をつけましょう。
キレイライン矯正を始めるともらえる専用のマウスピースケースを使うのがおすすめです。
外食時に持って行くものリスト
外食時には以下などを持っておくといいでしょう。
- マウスピースケース
- 歯ブラシセット
- ウェットティッシュ
- 携帯用マウスウォッシュ
ウェットティッシュは外出先でマウスピースを外した時に、一時的にマウスピースを置く場所として使えます。直接洗面台などに触れないので衛生的です。
マウスウォッシュは外出時にどうしても歯みがきができない時でも、口をさっとゆすげるので便利です。
外出先でいつ食事の機会が訪れても大丈夫なように、このようなアイテムをいつも鞄の中に入れておくと安心でしょう。
治療開始直後は噛むと痛むことも…食事中に痛むときは柔らかな食材を選ぼう
キレイライン矯正では、治療中であっても普段通りの食事ができます。
しかし治療を始めたばかりの時期や、マウスピースを交換したての時期は食事の時に痛みを感じやすいです。
※痛みには個人差があります。
痛みを感じる時は、無理にいつもの食事をするのではなく、やわらかい食材を選ぶようにしたり、調理方法を工夫したりするといいでしょう。
歯が痛む時のおすすめの食べ物はこちら。
主食 | おかず | デザート |
---|---|---|
・おかゆ ・雑炊 ・柔らかめに茹でた麺類 ・柔らかめのパン など | ・スープ ・魚の煮物 ・卵料理 ・ひき肉料理 ・茹でた野菜 ・豆腐料理 ・ポテトサラダ など | ・プリン ・ゼリー ・ヨーグルト ・ババロア ・バナナ ・マンゴー など |
麺類は茹で時間を長くすることで柔らかくなり、食べやすくなります。
ご飯も強い力で噛む必要のない雑炊などにするのがおすすめです。
野菜を摂りたい時は、スープにしたり茹でたりすると生で食べるよりも食べやすくなります。
お肉が食べたい時は、大きい塊肉だと噛みきるのに痛みを伴うことがあるので、ひき肉料理を選びましょう。
水分量を変えて好みの柔らかさにできるので、ハンバーグや鶏団子など幅広く楽しめるでしょう。
デザートは、りんごや梨などの硬いフルーツは避け、スルスル食べられるような柔らかいものにしておくと安心です。
デザートを食べること自体はOKですが、糖分を含む食材を食べた後の磨き残しは特にむし歯のリスクが高まるので、歯みがきを怠らないようにしましょう。
もしも、上記のような柔らかい食べ物を選んでいてもひどい痛みを感じたり、なかなか痛みがひかなかったりする時は歯科医師に相談するようにしてください。
キレイライン矯正中でも食事は楽しめる!注意点を守って理想の歯並びを目指そう
キレイライン矯正は治療中であっても、マウスピースを取り外して食事・歯みがきができます。
食事の内容はこれまでと変わらず、好きなものを食べられますよ。
しかし、歯列矯正中に食事を楽しむためにはいくつか気をつけるポイントがあります。
Point
- 食事をする時は基本的にマウスピースを外す
- マウスピース装着時は水・40度以下の白湯・無糖炭酸以外は飲まない
- 食べたり飲んだりした後は、歯みがきをしてからマウスピースをつける
- 1日20時間以上の装着時間を守る
キレイライン矯正を始めたばかりの時期や新しいマウスピースにつけ替えたばかりのときは、食事の時に痛みを感じることがあります。
そんな時は、雑炊やスープ、卵料理など柔らかい食べ物を摂るように心がけましょう。
キレイライン矯正は、注意点を守りさえすれば我慢することなく、好きなものを食べられます。
もちろん外食をしても大丈夫です。
「食べることが大好き!」という人でも、食事を楽しみながらキレイを目指せますよ。
食事の時間を楽しみながら、ご自身の理想の歯並びを叶えていきましょう。
※本記事は2024年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。
※保険適用外の自由診療となります。