矯正後の後戻りについて│原因から再治療の費用・期間、DDデンタルの無料保証まで徹底解説

矯正後の”後戻り”は、実は誰にでも起こりうる自然な現象です。

決して失敗ではなく、歯やその周りの組織が元の位置に戻ろうとする力や、癖・生活習慣など複数の要因が重なって起こります。

でも、放置さえしなければ大丈夫。軽度の後戻りなら、短期間のマウスピース矯正で整えられるケースもあります。

この記事では、矯正の後戻りの原因から正しい対処法、そしてDDデンタルクリニックの「全顎矯正の後戻り治療永久保証」までわかりやすく解説します。

歯列矯正の後戻りとは？

歯列矯正の「後戻り」とは、矯正で動かした歯が時間の経過とともに、元の位置へ引き戻されるように動く現象のことです。

後戻りは治療の不具合ではなく、歯を支える組織が元の状態へ戻ろうとする生理的な反応として誰にでも起こります。

矯正で歯を動かすと、歯根を包む歯周組織が伸びた状態になり、装置を外すと元の長さへ戻ろうとする力が働きます。

また、歯の根っこを支える歯槽骨（しそうこつ）のリモデリング（再構築）が安定するまでには時間がかかるため、歯が動きやすい時期が続きます。

さらに、舌癖・口呼吸・噛み癖など日常の力や、加齢による骨格の変化、親知らずの圧力なども後戻りを助長する要因になります。

こうした理由から、治療後はリテーナーで正しい位置を定着させる期間が欠かせません。

なぜ矯正の後戻りが起こるのか？主な3つの原因

矯正後の後戻りは、「リテーナーの装着不足」「組織の変化」「日常の癖」という3つの力が重なることで起こります。

後戻りは特別なトラブルではなく、矯正後の歯や歯周組織が安定するまでに起こりやすい変化。それぞれの原因をくわしく見ていきましょう。

1.保定期間中、リテーナーの装着不足

動的治療（歯を移動するための治療）が終了した時期は、歯の根っこを支える歯周組織が伸びた状態のままで、完全に新しい位置で固まっていません。そのため、リテーナーという保定装置で、整った歯並びを固定する必要があります。

• リテーナーの装着時間が短い
• つけ忘れが続く
• リテーナーが合っていない、壊れたまま放置している

このような場合、とくに矯正後1〜2年は後戻りが起こりやすく、自己判断でリテーナーをつけるのをサボると、装着時間が不足して後戻りが起きる確率が一気に上がります。

保定治療期間中は、歯科医師の指示通りリテーナーを装着しましょう。

2.成長や加齢などによる変化

骨格や筋肉は一生変化し続けるため、成長や加齢によって歯列に力がかかって歯並びが変化することがあります。

• 成長期（10代後半〜20代前半）の骨格変化
• 加齢による歯槽骨の密度低下や歯周組織の変化
• 親知らずの萌出・圧迫
• 噛み合わせの微妙な変化

こうしたゆっくりとした力には気づきにくいものですが、長期的には確実に歯を動かす要因になります。

また、矯正後に親知らずが横向きに生えてきたり成長したりすると、その圧力が前歯方向へとかかって、整えた歯並びを乱すリスクがあります。

このため、矯正前には親知らずの診断を行うことが一般的です。

3.舌癖・口呼吸などの癖

見逃しがちなのが、日常的なお口周りの癖によって継続的に歯にかかる力です。

• 舌で前歯を押す癖
• 口呼吸による唇の圧力バランスの崩れ
• 食いしばり・歯ぎしり
• 片側だけで噛む習慣

こうした癖は、1回の力は弱くても毎日数千回レベルで繰り返されるため、歯列を少しずつ動かす原因になります。

矯正後に後戻りしたときの正しい対処法

後戻りに気づいたら自己判断で放置せず、すぐに歯科医院に相談することが重要です。

後戻りの原因や進行度は見た目だけでは判断が難しいものですが、早い段階ならリテーナーの再装着で改善できるケースもあります。気付くのが遅れるほど治療が長引きやすいため、「あれ？」と思った時点で行動することが大切です。

ここでは、程度別の正しい対処法を解説します。

自己判断せず、すぐにクリニックに相談する

後戻りの初期のサインは「噛み合わせが微妙に変わった」「前歯が少し動いた気がする」など、とてもわずかな変化から始まります。

• リテーナーが合わなくなった
• 歯が押されるような感覚がある
• 片側だけ噛みにくい
• 表情筋の使い方が変わった気がする

こうした小さな違和感でも、放置するほど後戻りが進行します。「気のせいかも…」と思っても、すぐにクリニックに相談するほうが結果的に治療の負担が少なく済みます。

ごく軽度の違和感ならリテーナーの再装着

「違和感があるかも…」という程度であれば、リテーナーの再装着や装着時間の延長で改善することもあります。

• リテーナーを毎日20時間以上装着する
• 夜だけ装着に戻していた場合は終日装着に切り替える
• ゆるくなったリテーナーは作り直す

ただし、これらの具体的な対応も自己判断ではなく、必ず歯科医師の指示を受けてから行うことが大切です。

中度以上の後戻りは再治療が必要

「歯並びが変わった」と目で見てわかるほどの中度以上の後戻りは、リテーナーの再装着だけでは元の位置へ戻らないケースが多くなります。この場合、部分矯正または全顎矯正による再治療が必要です。

• 前歯が明らかに傾いてきた
• 噛み合わせが大きくずれた
• 写真でも歯の位置の変化がわかる
• リテーナーがきつい・装着できない

こうした状態は歯の位置自体が変わったことによるもので、矯正装置で再度コントロールする必要があります。

軽度なら短期間のマウスピース矯正で改善することもありますが、中度以上では歯列全体の調和を考慮しながら治療する必要があるため、より専門的な診断が必要です。

歯科矯正の再治療にかかる費用や期間の目安

矯正後の再治療費は、後戻りの程度によって変動します。

軽度なら20万〜30万円程度、中度は30万〜50万円程度、全体的な再治療が必要な場合は50万〜100万円程度が一般的です。（DDデンタルクリニック調べ）

期間は軽度で6ヶ月〜1年、中度以上は1〜2年程度が目安となります。

また、費用や期間は歯科医院によっても異なります。

DDデンタルクリニックの後戻り治療については、公式サイトでご確認ください。

後戻り治療の一般的な費用相場

後戻り治療にかかる費用は、後戻りの範囲・噛み合わせのズレの程度・使用する矯正装置によって大きく変わります。

一般的な相場は以下の通りです。（DDデンタルクリニック調べ）

• 軽度な後戻り：20万〜30万円知恵度
  前歯のわずかなズレで、部分的なマウスピース矯正で改善できるケース

• 中度の後戻り：30万〜50万円程度
  噛み合わせの調整や、複数歯の移動が必要なケース

• 重度（全体的な再治療）：50万〜100万円程度、あるいは1回めの矯正と同程度
  歯列全体の再コントロールが必要で、ワイヤー矯正や全顎マウスピース矯正となるケース

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くわしくは公式サイトをチェック！

後戻り治療にかかる平均的な期間

治療期間は後戻りの程度に比例します。（DDデンタルクリニック調べ）

• 軽度な後戻り：6ヶ月〜1年程度
  リテーナー＋部分矯正で短期改善が期待できるケース

• 中度〜重度の後戻り：1〜2年程度
  噛み合わせ全体の再構築が必要で、全顎矯正になることも。

後戻りは、気づいた段階で相談することで、より短い期間で改善できるケースが多くあります。

DDデンタルなら後戻り治療を無期限で無料保証

矯正後の後戻りが起きても、費用の心配をせず安心して相談できるよう、DDデンタルクリニックでは、全顎矯正の方を対象に”後戻り治療の永久無料保証”を用意しています。

治療終了後もキレイな歯並びを長く維持できるよう、条件を満たす限り後戻りをサポートする仕組みです。ここでは、対象条件や保証内容をご紹介します。

条件を満たす限り「無料再治療の権利が永続」

”永久無料保証”の対象は当クリニックグループで全顎矯正を受けた方で、歯を動かす治療が終了してリテーナー装着を開始してから2年経過すると適用されます。

条件を満たしていれば、1回目の後戻りは無料で再治療が可能。内容は矯正治療のゴールまで歯並びを戻す後戻り治療で、5ステージ分までのマウスピース矯正が無料です。

さらに2回目以降の後戻り治療は通常料金の50％OFFでマウスピース治療が受けられ、長期的に歯並びを維持したい方にとって大きなメリットとなります。

後戻り保証を受けるための条件

保証を受けるには、リテーナー装着後の定期フォローに通院していただくことが条件となります。

具体的には、リテーナーセット後2年間、6ヶ月以内の間隔で1年に3回の定期通院が必要です。メンテナンスやクリーニングのほか、オフィスホワイトニングやジルコニア治療などによる通院もカウントされますが、その際には必ず歯列チェックを忘れないようにしましょう。

こうした定期的なフォローを続けることで後戻りを早期に発見でき、後戻り治療1回無料保証も継続することができます。

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こちらで直接ご相談いただけます

なぜこの保証をつけているのか（DDデンタルクリニックの理念）

後戻りは誰にでも起こりうるため、「お金も時間もかかるのに、もし戻ったらどうしよう…」という不安は、多くの方にとって大きなハードルになります。

DDデンタルクリニックが後戻り治療の永久無料保証を導入した理由は、治療後の不安を取り除き、安心して矯正に踏み出してほしいという想いからです。

費用面で悩むことなく、長く理想の歯並びを守れるように、治療後もクリニックが伴走するための体制を整えています。

※「永久保証」とは、1回無料で治療をする権利が、条件を満たす限り永久に続くことを指します。

後戻り永久無料保証の詳細・ご相談は、
こちらから簡単にお申し込みいただけます

矯正の後戻りを防止するためのポイント

矯正後の後戻りを防ぐためには、「リテーナーの装着」「定期的なチェック」「癖や生活習慣の改善」の3つのポイントを守ることです。これらを日常的に守ることで、後戻りを起こしにくい状態を保つことができます。

歯科医師の指示通りリテーナーを装着し続ける

最も重要なのは、リテーナーを「決められた時間・期間」で正しく装着することです。

矯正直後の歯はまだ動きやすく、歯周組織や骨が安定するまでには時間がかかります。指示よりも早く装着時間を減らしたり、勝手に外してしまうと、後戻りのリスクが一気に高まります。

自己判断せず、歯科医師の指示に沿って装着を続けることが重要です。

定期検診をサボらない

後戻りは小さな変化が積み重なって起こることが多いため、定期検診で状態を確認することが大切です。

軽度のズレや噛み合わせの変化は自分では気づきにくいものですが、歯科医師であれば早い段階で発見でき、必要に応じて調整や保定指導を行えます。リテーナーの状態や噛み癖のチェック、歯列の動きの予兆など、後戻りサインを早期発見するために必須のステップです。

舌癖・姿勢・生活習慣の見直し

歯並びに持続的な圧力をかける舌癖や噛み癖、頬杖、口呼吸などを改善することも大切です。

舌の位置を意識したり頬杖などをつかないよう姿勢を整えたり、生活習慣を見直すことも、後戻りの予防に大きく影響します。必要に応じて舌癖改善トレーニング（MFT）の提案が行われることもあり、矯正後の歯並びの安定にはお口周りの筋力を整える視点も欠かせません。

【FAQ】矯正の後戻りに関するよくある質問

最後に「矯正の後戻り」について多く寄せられる質問にお答えします。

矯正後に後戻りする確率はどのくらい？

明確に何％とは断言はできませんが、”ほぼすべての人”に多少の後戻りが起こる可能性があります。

後戻りの程度はリテーナーの装着状況・成長や加齢・舌癖などの生活習慣によって異なりますが、適切に保定を続けることで多くのケースは安定します。

軽度の後戻りとはどの程度？

違和感がある・前歯がわずかにズレた気がする、といった程度の後戻りを「軽度」と呼ぶことが多いです。

噛み合わせに大きな支障がなく、リテーナーの再調整や部分的なマウスピース矯正など、短期間の処置で改善できる範囲を指します。

後戻りを放置するとどうなる？

歯並びのズレが進行して口元の見た目が変わるだけでなく、噛み合わせの悪化、歯の磨耗、むし歯・歯周病リスクの上昇など、さまざまなお口のトラブルにつながるおそれがあります。

さらに、再治療の費用や時間が増えるだけでなく、噛み合わせの乱れが首・肩のこりや顎関節への負担を招き、日常生活の不調につながることもあります。

後戻りのリスクはいつまで？

後戻りリスクは生涯ゼロにはなりませんが、もっとも動きやすいのは装置を外した直後〜1年程度。この時期は歯周組織や歯槽骨が不安定なためとくに注意が必要です。

一般的に保定期間は2〜3年ほど必要とされますが、その後も歯はゆっくり動くため、成人では夜間だけでも長期的にリテーナーを使用することが推奨されます。

リテーナーしてるのに後戻りするのはなぜ？

装着時間が足りない、リテーナーが合わなくなっている、舌癖や噛み癖の力、親知らずの影響などがおもな理由です。

リテーナーの変形や磨耗で違和感を感じたら、放置せずに調整や再作成が必要かどうかを早めに確認しましょう。

矯正後の後戻りを防いでキレイな歯並びをキープする『リテーナー』について詳しく解説した記事もぜひ読んでみてくださいね。

マウスピース矯正や部分矯正は後戻りしやすい？

マウスピース矯正だから後戻りしやすいということはなく、全体の噛み合わせを考慮した計画で進めれば、ワイヤー矯正と同様の安定した仕上がりが期待できます。

ただし、治療範囲が限られる部分矯正では、全体の噛み合わせを十分に整えられない場合があります。一部の歯だけを動かすことで奥歯とのバランスが崩れ、後戻りリスクがやや高まることがあります。

歯列矯正は後戻りのリスクまで考慮して選ぼう

歯列矯正は、治療による見た目の変化はもちろん、「整えた歯並びがどれくらい安定するか」まで考えてえらぶことが大切です。

後戻りは誰にでも起こりうる生理的な変化であり、リテーナーの装着や定期検診を含めた長期的なサポートが欠かせません。

だからこそ、矯正後の後戻りのケアまでしっかりサポートしてくれる歯科医院を選ぶことで、治療の満足度は大きく変わります。

DDデンタルクリニックでは全顎矯正をご契約の患者さまを対象に、”後戻り治療の永久無料保証”をご用意しています。

※「永久保証」とは、1回無料で治療をする権利が、条件を満たす限り永久に続くことを指します。

矯正治療は「歯が正しく並べば終わり」ではなく、その後の安心まで含めた歯科医院選びがポイントです。

DDデンタルクリニックでは、誰にでも起こる矯正後の後戻りにも長期的に寄り添う体制を整えています。「後戻りや再治療の費用まで考えると不安…」という方は、ぜひ無料カウンセリングでご相談ください。

※本記事は2025年12月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。