ガタガタの歯並びを治したい!原因・治療法・費用を徹底解説
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とびきりの笑顔で写真を撮りたいと思いませんか?
歯並びがガタガタだと、見た目がコンプレックスになって、つい口元を隠すのが癖になってしまいますよね。
しかもガタガタな歯並びを放置していると、意外なデメリットにつながってしまうこともあるのをご存じでしょうか?
この記事では、歯並びがガタガタになってしまう原因と、歯列矯正で治療する方法を徹底解説します。
治療にかかる費用や期間の目安も紹介するので、今日から理想の笑顔に向けて第一歩を踏み出しましょう!
【症状】歯並びがガタガタってどんな状態?

歯並びがガタガタになっている状態を、歯学用語では「叢生(そうせい)」といいます。
顎が小さかったり歯が大きかったりして、狭い所に無理やり歯が生えるとガタガタになりやすいといわれており、「乱ぐい歯」「ガチャ歯」「八重歯」と呼ばれている歯並びは、実は叢生のことなんですよ。
◆「八重歯って犬歯(糸切り歯)のことじゃないの?」と思った方は、八重歯を初歩から解説した記事も読んでみてくださいね!
なお、乱れた歯並び全般のことを、「不正咬合(ふせいこうごう)」と呼んでいます。
ガタガタな歯並びも不正咬合のひとつと考えられています。
【原因】ガタガタした悪い歯並びになるのはなぜ?

歯並びがガタガタになってしまう原因には、さまざまなものがあります。
たとえば顎の骨が小さすぎたり歯が大きすぎたりしてもガタガタになりやすいですし、普段の何気ない習慣が歯並びを悪くさせていることもあります。
このように生まれつきのものもあれば、じつは無意識のうちに自分で歯並びを悪くさせているケースもあるんですよ。
なぜこれらで歯並びが悪くなってしまうのか、くわしく見ていきましょう。
1.顎の骨が小さく歯が並ぶスペースが足りない
顎の骨が小さいと、歯列がきれいに並ぶスペースが足りなくなることがあります。
狭いスペースに無理に歯が並ぼうとすると、お互いが場所を奪い合って押し合い、歯が重なり合ったり、ねじれて生えたりするため、歯並びがガタガタになってしまうのです。
2.歯のサイズが大きい
顎の大きさに対して歯のサイズが大きい場合も、歯が並ぶスペースが足りなくなります。
たとえ顎の大きさが標準的であっても、1本1本の歯が大きいと、すべてがきれいに並ぶには通常より広いスペースを必要とします。
スペースが足りないと、歯がまっすぐに生えることができずに、斜めになったり、1本だけ飛び出たり、といったことが起こります。
3.乳歯が抜ける生え変わり時期が早すぎた
一般的に、乳歯は6歳ぐらいから抜け始め、13歳頃には永久歯への生え変わりが完了するといわれています。
とはいえ、生え変わりの時期は個人差が大きく、これより早く抜け始めても、これより遅く永久歯に生え変わっても、それ自体は心配しなくてもいいでしょう。
ただし、顎がしっかり成長する前に乳歯が抜け始めてしまうと、歯並びに影響することがあります。
顎の成長がまだ未熟なのに永久歯が生えてくると、スペースが足りなくなって歯並びがガタガタになってしまう可能性が高くなるのです。
もしお子さまの永久歯への生え変わり時期に不安がある場合は、歯科クリニックで相談するとよいでしょう。
4.口呼吸や指しゃぶり・爪を噛む癖がある
口呼吸や指しゃぶり・爪を噛む癖などは、「悪習癖(あくしゅうへき)」と呼ばれていて、歯並びを悪くする原因として知られています。
本来、鼻から呼吸をすることで顎や筋肉の発達が促されるのですが、口呼吸になっていると、顎の骨や口周りの筋肉が正しく成長できずに、小さな顎に無理に歯が並ぼうとしてガタガタになりやすくなります。
また、指しゃぶりや爪を噛む癖などは、前歯が前方に引っ張られてしまうことから、歯並びが乱れる原因と考えられています。
5.正しく噛むことができていない
「噛む」という行為は顎の発達に影響します。
食事で正しく噛んでいれば顎も発達しやすいのですが、やわらかい食べ物が多いなどであまり噛まない生活をしていると、小さな顎に無理に歯が並ぶことになって、歯並びがガタガタになることがあります。
また、乳歯が抜けて噛むバランスが偏ったり、歯を食いしばる癖があったり、睡眠中に歯ぎしりをしたりしていると、少しずつ歯が動いて歯並びが悪くなってしまうことも……!
悪くなった歯並びを放置していると、さらに歯に不要な力がかかって、歯並びがますます悪くなってしまう、という悪循環に陥ることもあります。
6.舌が正しい位置にない
普段意識している人は少ないかもしれませんが、舌を正しくない位置に置くのが習慣になっていると、お口周りの筋肉のバランスが崩れて、歯並びが悪くなる原因となることがあります。
正しい舌の位置は、舌先が上の前歯の中間に触れている状態のところです。
間違った位置に舌を置くのが習慣になっていると、舌で歯を押したり、舌の筋力が低下したりして、歯並びが悪くなってしまうので注意しましょう。
【治療法】歯並びのガタガタは歯列矯正で治せる?



歯並びのガタガタは、歯列矯正で治療が可能です。
歯列矯正にはさまざまな方法がありますが、ここでは、代表的な3つの治療法について紹介します。
それぞれの費用と治療期間の目安も参考にしてくださいね。
ワイヤー矯正(表側矯正)

ワイヤー装置で歯に力をかけて移動させる方法です。
日本では広く一般的に行われている治療なので、歯列矯正というとこのワイヤー矯正をイメージする方が多いかもしれません。
歯科医師が一人ひとりに合わせて手作業で装置を調整するため、適応できる症状が幅広いのも魅力です。
ワイヤー矯正(表側矯正)で治療する場合
全顎(全体)矯正
- 費用:50万~90万円程度
- 治療期間:1年~3年程度
※2022年自社調べ
DDデンタルクリニックグループでは、歯並びをキレイにするだけでなく、韓国の美容整形グループ「バノバギ」と提携し、整った横顔のラインもめざせる審美ワイヤー矯正を提供しています。
口ゴボやEラインが気になる方は、ぜひご検討ください。
ワイヤー矯正(裏側矯正)

裏側矯正とは、歯列の裏側に装置を取り付けるため、矯正中であることが外見からはわかりにくい治療方法のことです。
患者様にとっては口元が目立ちにくいという大きなメリットがあるのですが、歯科医師にとっては、ワイヤー装置を装着したり調整したりするときに高度な技術を要する難易度の高い治療です。
そのため、裏側矯正の治療費は表側矯正より高額となるのが一般的です。
ワイヤー矯正(裏側矯正)で治療する場合
全顎(全体)矯正
- 費用:90万~140万円程度
- 治療期間:1年半~3年程度
※2022年自社調べ
DDデンタルクリニックグループでは、今までになかった新しい裏側矯正「ブラーバ矯正」を提供しています。
アメリカ生まれのブラーバ矯正は、ワイヤー装置ではなく、途中で調整をしなくても最終的な目的とするところまで断続的に歯を動かせる独自の「カスタムアーム」を歯1本1本に装着します。
装置が目立ちにくい矯正方法を探している方は、ぜひブラーバ矯正もご検討ください。
マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明のマウスピースを装着して歯を動かす目立ちにくい治療です。
マウスピースにはさまざまなブランドがありますが、ブランドによって歯列全体を治療する「全顎矯正」もあれば、前歯を中心に治療する「部分矯正」もあります。
どちらが適しているかは歯並びの見た目だけでは判断できないため、歯科医師と相談したうえで矯正装置を選ぶとよいでしょう。
マウスピース矯正で治療する場合
全顎(全体)矯正
- 費用:40万~100万円程度
- 治療期間:1年~3年程度
部分矯正
- 費用:20万~45万円程度
- 治療期間:2ヶ月~1年半程度※症状や治療範囲による
※2022年自社調べ
DDデンタルクリニックグループでは、全顎矯正の「インビザライン」と部分矯正の「キレイライン矯正」の2つのブランドに対応しています。
「八重歯が1本気になるだけ」という方も、「全体的にガタガタがひどい」とお悩みの方も、お気軽にご相談ください。
【リスク】歯並びがガタガタだとどんなデメリットがある?

ガタガタな歯並びを治療すべきかどうか、迷ったことはありませんか?
ガタガタを放置していると、見た目が気になるばかりか、周囲からネガティブなイメージを持たれたり、健康に問題を生じたりするリスクがあるんですよ。
それぞれのリスクをくわしく解説します。
第一印象など見た目へのネガティブな影響
口元の見た目は、周囲からの印象を大きく左右します。
歯並びがガタガタだと、初めて会った人にこのような印象を持たれてしまうことも……!
歯並びが悪いと……
- 口を開けて笑ったのを見た瞬間にガッカリした
- 清潔感に欠けているように見える
- 垢ぬけない感じがする
- ルーズな人に見えてしまう
とくに営業や接客などの仕事をしている方は、知らないうちにネガティブな印象を持たれている可能性もあるため、見た目を整えることはとても重要です。
また、歯並びがコンプレックスになっていると、人と話すことが苦痛になったり、楽しい時に笑えなかったりしてしまうこともあるようです。
歯磨きが難しく虫歯になりやすい
歯並びがガタガタになっていると、歯磨きをしても歯ブラシが届きにくい部分ができてしまいます。
すると食べかすなどから雑菌が繁殖して、虫歯や歯周病が発生し、健康に影響を及ぼすことも。
歯並びが悪いと見た目が気になりやすいものですが、実は健康へのデメリットもあるのです。
口臭が発生しやすい
歯並びが悪く磨き残しがあると、食べかすが腐敗して悪臭のもととなるガスを発生しやすくなります。
知らず知らずのうちに周囲からマイナスのイメージを持たれていたら悲しいですね。
話す・唄うときの発音への影響
歯並びは滑舌や発音にも影響します。
たとえば、歯と歯の間が空いていると空気が漏れて発音しにくくなりますし、内側に傾いた歯が舌に触れて話しにくくなることもあります。
仕事などで人前で話すときや、友達とカラオケに行ったときなどに不自由を感じる人もいるようです。
十分に噛んで食べることができない
歯並びが悪いと、上下の歯が正しく噛み合わないことがあります。
このような場合は、食事の時に正しく咀嚼できないために、消化に時間がかかり、胃腸に負担がかかりがちです。
胃腸の調子がスッキリしないと感じている人は、もしかしたら歯並びが原因になっているのかもしれません。
噛みあわせの悪さで顔つきに変化も
歯並びが悪い人は、噛み合わせがズレていることも珍しくありません。
噛み合わせが悪いと顎の関節や筋肉を正しく使えなくなってしまうので、顎関節症になってしまう人もいます。
また、偏った筋肉の使い方を続けることで、顔の筋肉の一部だけが過度に発達したり、顎の形がゆがんだりして、顔つきに影響するリスクもあります。
【FAQ】ガタガタを治したい人必見!歯並び矯正の疑問

最後に、歯並びの矯正についてよく寄せられる疑問への回答を紹介します。
治したいけどお金がない…矯正費用はどのくらい?
歯列矯正は健康保険が適用されない自由診療のため、クリニックによって料金設定が異なります。
ひとつの目安として、編集部で調査したものを紹介します。
\ 歯列矯正の費用の目安 /
ワイヤー表側矯正 | 50万~90万円程度 | |
ワイヤー裏側矯正 | 90万~140万円程度 | |
マウスピース矯正 | 全顎矯正 | 40万~100万円程度 |
部分矯正 | 20万~45万円程度 |
歯列矯正をするには、このほかにも、再診料や追加治療の費用などがかかります。
◆ 費用の内訳をくわしく解説した記事もあるので、あわせて参考にしてください。
なお、治療費を一括で払うことが難しい場合は、デンタルローンを利用するという方法もあります。
デンタルローンは歯科治療のためのローンで、自由診療の治療費にも使えます。
利用には審査が必要で、未成年の方が契約することはできませんが、一般的なローンより金利が低く抑えられているものが多いので、お財布の負担を抑えつつ、毎月払える額で分割して払っていくことが可能なんですよ。
DDデンタルクリニックグループでは全クリニックでデンタルローンに対応しているので、支払方法でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
ひどいガチャガチャの歯でも矯正で治せる?
症状が重い場合でも歯列矯正が可能なケースはありますが、実際に治療が可能かどうかは、精密検査と歯科医師の診察の結果によって判断されます。
気になる方は、まずは矯正歯科の初回カウンセリングで相談してみましょう。
DDデンタルクリニックグループでは、初回カウンセリングと精密検査を無料で行っています。
あなたの症状に合った治療方法や費用・期間の目安などもお伝えするので、気軽にいらしてくださいね。
※予約完了画面でLINE友だち登録をしていただき、初回検診のご来院時に受付でクーポンをご提示いただくと、初回検診料が無料となります。会計時にクーポンをご提示いただけなかった場合は、通常の初回検診料が発生します。
歯列矯正の期間は何年もかかる?
必要な治療期間は、もともとの歯並びの状態や患者様がめざすゴールによっても異なります。
ここでは、編集部で調査した期間の目安を紹介します。
\ 歯列矯正の治療期間の目安 /
ワイヤー表側矯正 | 1年~3年程度 | |
ワイヤー裏側矯正 | 1年半~3年程度 | |
マウスピース矯正 | 全顎矯正 | 1年~3年程度 |
部分矯正 | 2ヶ月~1年半程度 ※症状や治療範囲による |
【まとめ】ガタガタの歯並び矯正は無料カウンセリングでご相談ください

歯並びがガタガタだと、見た目がコンプレックスになるだけでなく、虫歯や口臭のリスクが高まったり、顔つきに変化が出たりといったデメリットを生じるリスクがあります。
ガタガタになってしまう原因には、生まれつきのものから生活習慣によるものまでさまざまなものが考えられますが、あなたに合った治療法を見つけることがキレイな歯並びへの第一歩ですよ。
DDデンタルクリニックグループでは、初回カウンセリングを無料で行っています。
「とりあえず話を聞いてみたい」という方も歓迎なので、治療方法の違いや費用・期間の目安、支払方法など、気になることはなんでもおたずねくださいね。
※予約完了画面でLINE友だち登録をしていただき、初回検診のご来院時に受付でクーポンをご提示いただくと、初回検診料が無料となります。会計時にクーポンをご提示いただけなかった場合は、通常の初回検診料が発生します。
※本記事は2025年4月時点での公式情報を元に編集したものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。